
様々な期待作や注目作が毎月登場しており、どの1本を選んで購入するかは毎回悩ましい問題です。基本的には好みや直感に従うことが多いと思いますが、時には他の人の意見を参考にしたい場合もあることでしょう。
そこでインサイドでは、毎月発売されるタイトルの中から特に関心を集めているタイトルを独断でピックアップし、「あなたが注目する新作はどれ?」というアンケートを実施しています。今月は、『DEATH STRANDING』や『ポケットモンスター ソード・シールド』など、国内外で注目を集める大人気ソフトが登場。また、クラウドファンディングで多くの支援を集めた『シェンムーIII』や、ヴァニラウェアの最新作『十三機兵防衛圏』など、発売を年単位で待ち続けたタイトルも満を持してのリリースです。

◆『DEATH STRANDING』
『メタルギア』シリーズなどの代表作を持つ、小島秀夫氏が率いる「コジマプロダクション」。その記念すべき一作目『DEATH STRANDING』が、今月8日に待望の発売日を迎えました。国内はもちろん、海外からも高い注目を集めていた本作だけに、既にプレイを満喫している方も多いことでしょう。
世界が分断されて孤立した人々のため、配達人のサム・ポーター・ブリッジズが運ぶのは、単なる荷物ではなく、それは“未来”に繋がる歩みでもあります。卓越した映像表現と重厚なテーマが折り重なる『DEATH STRANDING』は、小島監督の新たな足跡となることでしょう。
◆『東京喰種トーキョーグール:re (CALL to EXIST)』
人気作品「東京喰種トーキョーグール」シリーズの世界観で、オンライン共闘サバイバルアクションが楽しめる『東京喰種トーキョーグール:re (CALL to EXIST)』。「喰種」または「CCG(捜査官&クインクス)」それぞれ4人でチームを結成し、様々な敵との激戦を繰り広げます。
また、「喰種」と「CCG」に分かれて戦うバトルモードも用意。オンラインのプレイヤー同士で、時に共闘し、時に激しい火花を散らす戦いを、「東京喰種トーキョーグール」の世界で存分に楽しめます。「赫子(かぐね)」や「クインケ」を駆使する本作独自のバトルをお楽しみに。
◆『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』
「スター・ウォーズ」を題材としたゲームは、ファミコン時代から現世代まで幅広く存在しており、その最先端を飾る『スター・ウォーズ ジェダイ:フォールン・オーダー』が、11月15日に発売を迎えます。
「スター・ウォーズ」の近接戦と言えば、ライトセーバーに憧れた方も多いのでは。3人称視点のアクション・アドベンチャーが楽しめる本作では、ストライク、パリー、ドッジなどを駆使するライトセーバーアクションを繰り広げるので、あの時の憧れをゲームの中で堪能することができます。帝国に支配されたばかりの銀河系を舞台に、刺激的なアクションを体験しましょう。
◆『ポケットモンスター ソード・シールド』
穏やかな田園風景や産業が発展した近代的な都市に加え、壮大な自然も共存している「ガラル地方」を舞台に、まったく新しい冒険が待ち受けている『ポケットモンスター ソード・シールド』。本シリーズ完全新作が、ニンテンドースイッチ向けに登場します。
本作ならではの要素も多数備わっていますが、特に注目を集めているのは「ダイマックス」です。特定の条件を満たすことで巨大化するポケモンは、迫力満点の一言に尽きます。そのサイズで繰り出すワザの数々も圧倒的です。また、野生のダイマックスポケモンに挑戦する「マックスレイドバトル」では、トレーナー同士が手を組む協力バトルが楽しめます。
◆『シェンムーIII』
ドリームキャストソフトとして登場した『シェンムー 一章 横須賀』と『シェンムーII』。オープンワールドの先駆けとも言われるほど刺激的なプレイ体験を提供してくれましたが、その後は音沙汰のない状態が長く続きました。ですが、その沈黙を破り、待望の続編『シェンムーIII』がいよいよ登場します。
鳳凰鏡の謎を解く主人公・涼は中国の奥地へ。ようやく明かされる『シェンムー』の新たな物語はもちろん、アルバイトや修行といったお馴染みの要素も用意されており、活気に溢れた世界を隅々まで味わうことができます。鈴木裕氏の最新作、お見逃しなく。
◆『DEEMO -Reborn-』
全世界で大ヒットを記録した音楽ゲーム『DEEMO』が生まれ変わり、絵本のような世界を3D表現で描く『DEEMO -Reborn-』。PS VRにも対応しており、繊細な物語と美しい音楽を、飛躍的に増した没入感で味わうことができます。
音楽プレイパートもVRに対応しているので、鍵盤を弾くようなゲームプレイは臨場感も段違い。ノーツを通して楽曲と一体化する感覚は、ぜひ味わって欲しい新体験です。用意された楽曲は、『DEEMO』の人気楽曲なども含め、60曲以上を収録。完全新規の楽曲もあり、DLCでの楽曲追加も予定されています。
◆『SDガンダム ジージェネレーション クロスレイズ』
『ジージェネレーション』シリーズ最新作となる本作では、「新機動戦記ガンダムW」シリーズ、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズ、「機動戦士ガンダムOO」シリーズ、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」シリーズの新世紀が交錯し、多数のモビルスーツやキャラクターが参戦します。
自分だけの舞台を編成し、様々なガンダム作品のストーリーを追体験。歴史に残る激戦の数々を、原作ではあり得なかったモビルスーツやパイロットの組み合わせで乗り越えるのも一興です。新たなゲームシステム「グループ派遣」や、「GETゲージ」の持ち越しなど、新たな刺激や遊びやすい改善も用意されており、シリーズファンだけでなく新規ユーザーにも訴えかける一作です。
◆『十三機兵防衛圏』
アクションRPGからRTS系シミュレーションまで、印象に残る作品を多数手がけてきたヴァニラウェアの最新作『十三機兵防衛圏』。2015年に発表された注目作が、プロローグ版や体験版などを経て、今月28日に満を持して登場します。
多感な少年少女のジュブナイルに溢れた物語を描くと共に、彼らの群像劇は時代を超えた壮大なスケールへと発展。絡み合う糸を読み解くストーリーは、多彩な人間関係と刺激的なSF展開が待ち受けています。また、押し寄せる無数の怪獣を、彼らが乗る機兵でうち倒すシミュレーションバトルも用意。謎めく物語と激戦の果てに待ち受けているものを、その目で直接お確かめください。

【関連記事】
・ゲームはどうして面白いの?─感覚的な“当たり前”を改めて振り返ってみた【コラム】
・『白き鋼鉄のX』「ダッシュしたら敵にぶつかった・・・」が悲劇にならない! 攻防一体のシステムが楽しい【プレイレポ】
・『オメガラビリンス ライフ』お色気要素とゲーム性の二人三脚が、刺激の歯車を回す【プレイレポ】
・オークに変装して敵の目を欺いたら、囚人に襲われて返り討ちに! 『火吹山の魔法使い』で味わった判断と結末の連続【プレイレポ】
・『ラングリッサーI&II』指揮官と傭兵の関係がアツいSRPGが復活!【プレイレポ】
・任天堂の“空間へのアプローチ”を振り返りながら『Nintendo Labo VR Kit』をプレイしてみた
・『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』10回死ぬまで帰りません!
・『十三機兵防衛圏 プロローグ』で気になったポイント6選!