今回プレイするのは、Mooneye Studiosが贈る『ロスト・エンバー(Lost Ember)』のPC版。本作は、主人公である狼の前世の記憶をたどりながら大自然を冒険するアドベンチャーゲームです。
主人公が狼というと『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』や『大神』を思い出します。僕は動物を操作出来るゲームが大好きで、両作とも擦り切れるほどプレイしました。
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ゲームでもリアルでも動物大好き!(中年の可愛さアピール)
主人公は狼。大自然を冒険!
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眠りにつく狼の周りに不思議な光の玉が現れる。それは古代人の魂で、光の都へ行きたいのだという。目を覚ました狼は、魂に導かれるまま寝床をあとにするのだった……。
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ぎょろりとした目玉にスリムなボディー!この可愛い狼が主人公だ。
古代人の魂に話しかける際に遠吠えするのだが、これまためちゃ可愛い。
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おじさんもつられて中年の汚い遠吠えを披露!(ただの変質者)
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人類は既に滅んでいるのか姿は見当たらず、ただただ美しい自然が広がっている。
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操作は、ジャンプやダッシュ、遠吠えのほかに、時間の流れを緩やかにするスローモーション機能がある。
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スローモーション機能を使えば、狼の可愛い姿のスクショをゆっくり撮影するのに役立つのだ!狼ちゃんの撮影会、開催!
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古代人の魂が「早く先に進んでよ……」と言わんばかりにウヨウヨ彷徨っている。
いやあ、楽しくなっちゃってさあ……。
狼の前世を追え、過去の再現映像!
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古代人の魂に導かれた先には、何者かの白骨遺体があった。遺体が身につけていたアミュレットには「カラニ」と刻まれている。それがこの遺体の名前だろうか。
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アミュレットを調べていると、突然光り輝く人影が現れた。どうやらこれは再現映像で、この場所で過去に起きた出来事のようだ。
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この遺体はカラニという名前で、過去に光の都から追いだされてしまったらしい。そしてカラニは狼の前世だということも判明する。
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狼の前世が光の都出身だと知った途端、急にテンションが上がる古代人の魂さん。自分の目的地だからって……。
ともかくこうして、狼の前世の過去を巡る旅が始まったのだった。
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古代人の魂とともに大自然を冒険し、過去の再現映像を再生する赤い煙を辿っていく。
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再現映像から、カラニが盗賊行為をしていたことや、住民の間で疫病が流行っていたことが判明する。
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狼は当然喋れないので、古代人の魂が常にひとりで喋っており、なんていうか2人の温度差がすごい。
魂替えで色んな動物に乗り移れ!
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大自然を冒険する中で、断崖絶壁や大きな川、小さな獣しか通れないような場所など、様々な障害に直面する。
そんな時に役に立つのが、狼の持つ「魂替え」という能力だ。
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精神を研ぎ澄ますことにより、他の動物に乗り移れるのだ。
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小動物に乗り移れば、小さな隙間や穴を通り抜けられる。
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鳥に乗り移れば、遠く離れた崖まで飛んで行ける。
このように大自然に生きる様々な動物に乗り移りながら進んでいくのだ。
狼の主人公が、様々な動物に乗り移って大自然を冒険するADV。たのしいよ!
— 吉田輝和@お仕事募集中 (@yoshidaterukazu) November 29, 2019
『ロスト・エンバー』 pic.twitter.com/rINooTbFoN
乗り移りの解除は自由に出来るので、水中では魚に乗り移り、陸に上がったら狼に戻るといった風に、テンポ良く進んでいける。
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陸上に跳ね上がったところで乗り移りを解除された魚は……自力では二度と水中に戻ることは出来ない……ごめんね。
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どの動物もみんな個性的で可愛いのだが、中でも一番のお気に入りがウォンバットだ。
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坂道をでんぐり返りで転がって移動出来るのだ。めちゃくちゃ可愛いやんけ……!
新しい動物に乗り移るたびに、スローモーション機能を駆使して撮影会を開催してしまうので、過去を巡る旅は遅々として進まないのであった……。
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いや、主人公の狼が動物に乗り移っているわけだから、撮影するのもされるのも自分。つまり、撮影会っていうよりこんな感じの自撮りのイメージかな……。
狼の姿で駆け回ったり、様々な動物に乗り移って大空を飛んだり水中を泳いだり、動かしているだけで楽しいゲームでした。
激しいアクションやアドベンチャー要素はほとんどありませんが、大自然の美しさや愛らしい動物などの雰囲気が抜群に良かったです。また、字幕だけではなく音声も日本語に対応しており、しっかりとローカライズされていました。
アイテムの収集要素はあるし、フィールドも自由に移動出来るのですが、ストーリーは決められた場所を辿っていくだけなのでそこが単調に感じてしまいます。
本作に登場する動物たちは本当に可愛いので、ケモナーの人もそうでない人も是非プレイして愛でてみてください!
『ロスト・エンバー』は、PlayStation 4/Xbox One/PCを対象に配信中。Game*Sparkでは、本作の開発者にミニインタビューを実施しています。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。