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本作は元々、ゲーム好き芸人として知られるお笑いコンビ「マヂカルラブリー」の野田クリスタルさんが自作したタイトルであり、TV番組『勇者ああああ』内のコーナーで「野田ゲームショウ」として紹介された作品のひとつ。
いくつか登場した作品の中でも番組内で「製品化」との声も挙がるほど好評だった『組体操合戦』ですが、その後なんと株式会社ChronoJuvenile(クロノジュブナイル)によって本当にアプリとしてリリースされてしまいました。すごいことだ!
リリースへ至るエピソードだけでも充分にすごいことになっている本作ですが、生みの親である野田クリスタルさんは2020年の「R-1ぐらんぷり」にて「自作ゲーム紹介ネタ」を武器に見事優勝。つまり、この『組体操合戦』は、今最も旬な“野田ゲー”の最先端と言っても過言では無いでしょう。すごいことになってきた!
『組体操合戦』とは
ゲームの目的は至ってシンプルで、画面上から1人ずつ降ってくる組体操途中の生徒さん(今回は、仮に「組体操くん」と命名)を上手く並べて「技」を完成させ、消していくこと。ただし放置され続けた組体操くんたちは次第にモチベーションを失い、消せない「やる気なしくん」へと変化してしまいます。
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完成した技に応じてスコアが加算されるので、画面が埋まるまでにどれだけのスコアを出せるかを競います。また、対戦モードでは技を完成させることで相手の画面にお邪魔な「やる気なしくん」を降らせることで妨害するという、どこかで観たことのあるような要素も。
『組体操合戦』を攻略指南!
ここまで聞くと無限に消し続けることが出来そうにも思えますが、段々落下速度が速くなる上に、落ちて来る組体操くんたちはランダムなので意外と思うようにはいきません。今回は大味さと奥深さを併せ持つ本作の魅力を更に伝えるべく、そして野田クリスタルさんのR-1優勝を祝うべく、『すごいことになりそうだ!組体操合戦』のスコア獲得術を全力で探してみたいと思います。
指南其の一、右から3列目には置くべからず。端にT字くんは置くべからず。
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アプリ内のチュートリアルでも触れられていますが、右から3列目は新しい組体操くんが降ってくるポイントであり、ここに高く積むことはタブー。特に終盤には落下速度がすごいことになってくるので、ワンミスであっという間に操作不能になってしまうことも。基本的には、常に画面の低い位置で展開するように心がけましょう。
また、T字ポーズの組体操くんですが、参加する「扇」「五人扇」「山」「サボテン」では中央か上に位置取りしているため、左右の端列に置いてしまうとその後の技に発展せずスペースを潰してしまうことに。もしT字くんが余りそうな場合はサボテンの土台くんと合わせてこまめに消していきましょう。
其の二、連鎖狙いは2段程度に留め、ズレた段差を補正すべし
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落ちゲーの醍醐味である連鎖はもちろん『組体操合戦』にも存在。連鎖的に技を決めると体育教師風の人物から「やるじゃねぇか!」と褒められる上に、スコアに連鎖ボーナスが入ってすごいことになるのでついつい狙いがち。ですが、
・下に積まれた組体操くんほどやる気を失いやすい
・横6列のスペースに対して横3列が必要な技が多く、スペースに限界がある
・狙った組体操くんが降ってくるかはランダム
という要素があるため、何段も重ねて連鎖を組み込むのは大変リスキーかつ難易度の高い行為です。
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高低差を超えて繋がる技が少ないため、操作ミスや組体操くんの偏りでやる気なしくんが生まれてしまった場合は、何人かの組体操くんを段差補正に使ってしまうのもアリでしょう。
其の三、ヤンキー君の受けを作るべし
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時折降ってきては一喝を入れてやる気なしくんにやる気を注入してくれるのが、こちらのヤンキーくん。行き詰った盤面を打開する切り札ともなる彼ですが、そこは流石に生徒の中にヤンキーを放つだけのリスクも存在します。
効果の発動時には一喝するエフェクトが入りますが、実はこの裏でもゲームは進行しているものの一定時間は操作を受け付けないので、最終盤のスピードではこのラグが致命傷になりかねません。
この対策法としておすすめなのが、3人以上のやる気なしくんが縦に並んだヤンキーくん待ち受けスポットを作ること。ヤンキーくんはやる気なしくんを強制的に「馬飛びの馬」ポーズくんに変えてしまうので、こうすれば下で自動的に「ハノイ」が完成します。完成エフェクトで時間が稼げるだけでなくスコアもオイシイので、基本戦術として取り入れておきましょう。
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其の四、形を決めて“ネクネク”まで見るべし
どうしてもスコアが伸ばせないという場合は、ある程度自由度が下がることを割り切って、「どの組体操くんが来たら何列目に積むか」を決めてしまうのもひとつの手です。
連鎖を狙いづらくスコアが伸びないため長時間化する傾向がありますが、判断までのプロセスを省くことで、画面上に表示されるネクスト組体操くん・ネクストネクスト組体操くんを見ながら次の手を考えることも可能。操作ミスをぐっと減らすことが出来るでしょう。
ちなみに操作時は、組体操くんが落下中の段以下なら置きたい列をタップするだけで自動的に下まで落ちるので、ある程度盤面を覚えながら画面中段をタップすることで毎回「下を見て上を見て」という視点移動も減らすことが出来ます。以下、いくつか組み方を紹介いたします。
1.「山カブト型」
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この画像は「左3列で山、右3列でカブト」を延々作り続ける積み方で、左右逆でも成立します。すべての組体操くんを使用してバランスよく積め、特に余りがちなサボテンの土台くんを2人使用する「山」を組めるのが特徴です。馬くんが余った場合もハノイで対応できますが、扇の左右が偏った場合に弱くヤンキー受けが無いのが難点と言えるでしょう。
2.「扇ハノイ 右2捨て型」
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左から3列で扇、4列目でハノイを組み続ける形です。土台くんと余剰分は右2列に捨て続け、あえてやる気なしくんに変えてしまうことでヤンキーくんが来た時に受けられるようにしています。
ハノイで消しやすい馬くんを右から3列目に設定しているので安全性が高いのもポイントですが、高低差が生まれやすいので操作ミスひとつでリカバリー不能な状況になってしまうことも。2列分のやる気なしくんを消し切れるよう、定期的にヤンキーくんが来てくれることを祈りましょう。
3.「扇カブト ヤンキー受け型」
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上の形を発展させ、右から2列目に扇の左くんを置くことで「扇・ハノイ・カブト」の3種類で受けられるようにしています。扇の左右を2通りの手段で消費しつつ、右側でハノイとサボテンが作れるので多少の偏りには強いのが魅力。
万能型に見えますが自由における列がなく、やる気なしくんが生まれ始めると突然瓦解してしまうことも。ヤンキーくんはケチケチせずにどんどん右列に使ってしまいましょう。
まとめ:切り離せない運要素とカオスさを楽しむべし
ということで今回紹介してきた『すごいことになりそうだ!組体操合戦』は、世間では安全性を優先して運動会での実施も少なくなってきているという「組体操」にどこか懐かしさを感じつつ、ゆるい雰囲気と謎のシビアさがクセになる名作と言えそうです。
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ハイスコアを出した時の達成感もなかなかのものがありますが、如何せんランダム要素が絡んで来るので上の画像のような状態になる場合も。それはそれで悟りを開けそうな気持ちになり、精神が落ち着くのでおすすめです。
絶妙の荒削り加減に夢中になってしまった筆者はなんとかハイスコア5万点オーバーを達成しましたが、ランキングを覗けば何十万点、それどころか謎の100万点超えを達成しているユーザーも居て、すごいことになっています。
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『勇者ああああ』内では「権利料1億円」とぶち上げていた野田クリスタルさんですが、実態はさておき今のところ無料アプリとなっており、誰でも簡単にプレイ可能。皆さんも気軽にプレイしてその世界観を楽しみつつ、すごいことになりそうなプレイ術を探してみてください。
組体操合戦がアップデートされました!
— マヂカルラブリー 野田クリスタル (@nodacry) February 21, 2020
スコアがリセットされランキングが作られました!上位のプレイヤーにはグッズが手に入るかも?
さらに僕がプレイする時は野田降臨中と出ます!かかってこいよ!
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