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選択可能なモードは「スクアッド」と「ソロ」の2つ。戦わずして勝つことも出来る「クラウン」の存在
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記事執筆時点の『ハイパースケープ』では、3人1チームの「スクアッド」、1人でプレイできる「ソロ」モードの2つが実装されています。基本的なルールとしては、武器を持たずにマップへ降下、そこから武器やアイテムを回収しつつ最後の1チーム、あるいは1人になるまで戦闘していく一般的なバトルロイヤルスタイル。
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回収できるアイテムの中には、本作独自の要素として全部で10種類の「ハック」が存在しており、プレイヤーはそれを2種類まで所持することができます。「ハック」は味方をサポートできるもの、高速で移動できるもの、巨大な壁を生成できるものなど、種類は様々。攻撃から防御、補助まで行うことが出来るシステムで、「スクアッド」では誰がどの「ハック」を所持するかで、戦術にはかなりの幅が与えられています。プレイスタイルに合わせることも可能で、例えば交戦を避けて動きたいなら、一定時間透明になれる「インビジブル」や巨大な壁を生成できる「ウォール」を取っておくと良いでしょう。
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なお、「ハック」にはレベルが存在しており、同じ「ハック」を入手すると再使用までの時間を短縮するなどの強化が可能。武器も同じで、同じ武器を見つけると、マガジンの容量や威力などが強化できます。強化は4段階までが存在し、最後まで生き残ることを考えるならアイテム回収は必須になるでしょう。もちろん強化済みの武器を敵から奪うこともできます。もし自分の武器や「ハック」が上手く強化できなかったのであれば、正面からの戦闘は避け、消耗している敵を倒して装備を奪う戦術に切り替えることも考えた方が良さそうです。
また、今作独自の要素としては他にも「クラウン」というアイテムが試合終了間際に出現します。これは一定時間所持していると問答無用でチャンピオンになれるもの。相手が建物の中にいて手が出しにくい、1対1の状況になっている時などに獲得すれば、無理やり試合を動かすことが可能です。乱戦の中でこっそり取ってしまうのも有効でしょう。ただし「クラウン」を所持していると相手に位置が筒抜けになってしまうので、自分が不利な状態で取ると袋叩きにあったり、あっさり倒されてしまう可能性も。少し引き気味に戦うと時間稼ぎもしやすいので、取った後は慎重な立ち回りも必要になってきます。
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本作では、この他にも試合中に各種のイベントが発生することがあります。内容は複数あり、弾数の数が無限になったり、無重力空間になったり。特に無重力状態の場合は滞空時間も長くなるので、ジャンプしてからの射撃がしやすくなります。とはいえ、降りたい時に直ぐ降りれないデメリットはあるので、周辺の高い場所に敵がいるかどうか、警戒は怠らない方がいいでしょう。
試合運びは非常にスピーディ。「ハック」と2段ジャンプを活かしたアクション性の高さも魅力
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『ハイパースケープ』は、全体的にスピーディなバトルロイヤルゲームといえます。「ハック」やイベントによって状況が刻一刻と変化していく点はもちろん、プレイヤー自身の動きも速く、2段ジャンプ可能で動きの自由度も高いです。
本作で敵を倒すまでに必要なダメージ量はそこそこあり、敵の動きに合わせて攻撃を当て続けることが肝要です。もちろんエイム力こそ要求されますが、スナイパーライフルのような一撃で大ダメージを与える武器もあります。
自分が攻撃されている時は、建物を生かすなど、不規則に動くことが重要になります。前述した2段ジャンプのお陰で他のバトロワでは出来ないような動きも可能なので、色々と試してみてください。なお、体力の回復は時間経過の他、「回復」の「ハック」でも行えます。奇襲を受けたり、相手から逃げている時は、とにかく被弾を減らすことで反撃の機会を作ることもできます。後半は特に乱戦になりやすいので、ピンチになったら素直に引くことを選択しましょう。
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なお、もし倒されてしまっても、半透明なゴーストとなって斥候としての役割を果たすことが可能です。復活もそこまで難しいわけではなく、敵の誰かがキルされた場所に行き、味方に協力してもらうことで復活できます。装備品については最初から集め直すことになりますが、倒された敵の装備を回収できればひとまず戦闘は可能。ただ、武器や「ハック」にレベル差がある状態での戦闘になる可能性は高いので、決して無理はしないように動くことが重要です。
基本もしっかり押さえているバトルロイヤル。全滅しかかっても逆転を
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『ハイパースケープ』は、これまでの同ジャンルのタイトルではほとんど見なかったスピーディで自由度の高いプレイ、ハックによる戦術の広さなど、十分個性のある作品となっています。マッチングもそこまで遅くはなく、1試合終わっても直ぐに次の試合に入れます。
全体的に乱戦になりやすい部分もあり、1人になってしまったとしても生存重視で動けば勝つチャンスも。戦闘が起これば味方を蘇生させる機会は確実に出ますし、最悪「クラウン」を所持して逃げ回っても勝つことができます。その意味では近距離での立ち回りを避けようと思えば避けれるので、FPSの初心者でも楽しめるタイトルになりそうな一作。オープンベータでは「ハック」の追加も行われているので、環境の変化にも期待が持てそうです。