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鎌倉時代中期――蒙古による侵略行為「文永の役(元寇)」が起こった1274年の対馬を舞台とするオープンワールド時代劇アクションアドベンチャー『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』。
当時の武士たちは真っ正面からの正々堂々とした「誉れある戦い」を良しとするがために、それらを歯牙にもかけない蒙古兵に苦戦を続けていました。本作の主人公「境井仁」もその1人で、物語序盤には戦場で重症を負い死地をさまようこととなります。
その後、島民の助けで死地を脱した境井仁は「誉れある戦いだけでは蒙古に勝てない」と学び、闇討ちや飛び道具、煙玉による目眩ましなどを用いる邪道に落ちた兵「冥人(くろうど)」として、対馬奪還のため再び蒙古に立ち向かっていきます。
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一瞬でサクッと倒せる「闇討ち」、明確な隙やダメージを与える「暗具」など、冥人としての戦い方はどれも強力なものばかり。これらを活用してガンガン蒙古を倒しているプレイヤーも多いでしょう。
しかし中には、冥人としての戦い方を封印し、正々堂々とした戦いで己の武士としての矜持を貫きたいと考えているプレイヤーもいると思います。今回はそんな方々に向けて、“誉れある武士プレイ”を進めるうえで役立つ「6つの心得」を紹介します。
※ちなみに、本作ではプレイスタイルによって天候の変化する仕様もありますが、(例:武士プレイなら晴天になりやすく、冥人プレイなら嵐になりやすい)本記事ではこの仕様を気にせずに、あくまでも武士らしい戦い方を紹介します。
心得その1. 一騎討ちスキルを強化して頭数を減らせ
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オープニングムービーで安達殿がやっていたように、武士として最も誉れある戦い方が「一騎討ち」です。武士プレイで進めるならば、戦闘の火蓋を切るのは一騎討ちで始めたいところ。はたから見ても武士らしいうえに、成功すれば楽に1人倒せる&気力が大きく回復するというメリットがあります。
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さらにこの一騎討ちは、スキル強化によって最大3人まで斬ることが可能に。頭数を一気に減らせるので、戦闘もグッと楽になります。
ただし、強力な分デメリットも大きめ。敵を一気に集めるだけでなく、失敗すれば大ダメージを受けてしまいます。おまけに凄くカッコ悪い姿まで晒すことに……。結局はタイミングゲーなので、何回もやって慣れることが大事です。
心得その2. 受け流しと回避を極めよ
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武士プレイをする場合は、上記の「一騎討ち」もあって必ずと言っていいほど1対多の状況で戦うことになります。目前の相手しか攻撃してこない……なんてことはもちろんなく、死角から剣や槍が襲い掛かってくるのがデフォルトです。
これらの激しい攻撃に対処するためにも、武士スキルで習得できる「受け流しの極意」や「回転」などの防御系能力は必須。覚えているといないとで、難易度は大きく変わってきます。
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武士スキルは「守り」と「攻め」に分かれていますが、個人的には「攻め」で「回転」を最優先に習得し、あとは「守り」をバンバン取っていくのがオススメ。「受け流しの極意 剣」や「受け流しの極意 槍」を覚えれば、一部の防御不可攻撃も受け流せるようになって安定感が増します。
余裕があれば、「攻め」の「逆襲」と「後の先の極意」も覚えるとより戦いやすくなるでしょう。
心得その3. 対応した型へ瞬時に切り替えよ
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武士らしい真っ正面からの戦いで最も重要になるのが、相手に合わせた「型」の選択です。蒙古の近接兵たる剣兵、盾兵、槍兵、剛兵の4種類に対して境井仁は、それぞれに有利を取れる4つの型を習得できます。
各型によって△ボタンで出す技が変化し、対応した兵種に繰り出せばほぼ一方的に攻めることが可能。逆に有利でない型を使うと簡単に受け流されて反撃をくらうので、型を合わせるのは必須と言えます。型の選択中は時間もスローになるので、混戦中でも落ち着いて斬りかかる相手に合った型を選択しましょう。
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初めは剣兵に有利な「石の型」しか使えませんが、蒙古の隊長を倒したり動きを見極めたりすると、その数に応じて型が開放されていきます。各型には4段階の技量強化も用意されているので、好みに合わせて強化するといいでしょう。
個人的には、△攻撃のよろめきダメージを上げる2段階強化までを全ての型で、槍に有利な「風の型」のみ、△攻撃でも槍の受け流しが可能になる3段階強化をオススメします。
心得その4. 弓兵は真っ先に潰せ
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遠距離から一方的に攻撃してくる弓兵は、混戦時の大きな障害となります。公式では「矢を放つ際の掛け声を頼りに避けると良い」とされていますが、斬り合いに集中していると掛け声に気付きにくいうえ、矢が迫るたびに避けるのも攻撃のテンポが悪くなり微妙です。
なので、戦闘を開始したら真っ先に弓兵を倒しましょう。駆け寄って斬るのが手っ取り早いですが、「目前の敵に背を向けるなんてお侍の戦い方じゃない!」というプレイヤーは、こちらも弓を使って倒すのがオススメです。周りの武士を見てもわかる通り、弓を使うのは誉れ的に問題ありません。
心得その5. 伝承の奥義で勝負を決めろ
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サブクエストの一部である「伝承」をクリアすると、気力を消費して放つ強力な技「伝承の奥義」を習得できます。これは“防御不可”という凶悪な性能をしており、盾兵であろうと容赦なく攻撃が可能。真っ正面からの戦闘でも大活躍をしてくれます。
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なお、「伝承の奥義」すべてが気力を使うわけではなく、4つある内の2つが気力消費技に該当。特に序盤でも入手を狙える「紫電一閃」は、よろめき状態の相手に使うと追加ダメージを与えるという効果を持っており、ほぼ一撃で相手を始末できます。
決めるべきタイミングに合わせて活用すれば戦闘も楽になるうえ、一撃必殺時にはカッコイイ演出もあって見栄えも一段増しに。ただし、バンバン使いすぎて回復が間に合わない……となっても困るので、計画的に使用しましょう。
心得その6. 装備にも気を配れ
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武士らしい戦いをするならば、鎧と護符の選択を怠ってはいけません。攻撃寄りにするか? よろめきダメージを重視するか? 気力特化系にして「伝承の奥義」を撃ちまくるか? 真っ正面から挑む場合でも、さまざまなプレイスタイルを選択できます。
序盤で手に入る鎧ならば、守備力に特化した「武家の鎧」、2つの能力が腐ってしまうものの、近接攻撃の威力を上げる「牢人の袴」がオススメ。中盤以降は「吾作の鎧」や「境井家の鎧」が武士プレイにマッチします。
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また、護符は装備枠が増えるだけでも大きな戦力アップに繋がるので、稲荷の祠巡りは欠かさずやっておきましょう。神社を巡って入手できる「大きい護符」に関しては、敵を倒すと体力が回復する「天照大神の護符」、受け流しの極意や後の先の極意が発生しやすくなる「水波能売命の護符」が序盤から入手できるうえ、武士プレイに役立ちます。
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戦いを通して冥人になった境井仁ですが、彼は幼少期から「誉れ」を叩き込まれてきた生粋の武士です。誉れだけでは勝てないと分かっていても、やはり冥人の戦い方には忌避感を持っており、邪道を進むたびに誉れを叩き込まれた過去の記憶がフラッシュバックしていました。
ゲームを進めればすぐに分かるのですが、境井仁はとてつもなく良い人です。民の頼みを快く引き受けたり、賊に身内を殺されて逆ギレしてくる人にも真摯に対応したりと、多くのプレイヤーがその優しさに惚れると思います。
そんな彼に「少しでも誉れある戦いをさせてあげたい……」と感じたプレイヤーは、本記事の心得を参考に“誉れある武士”として、再び仁之道を歩んでみてはいかがでしょうか。
【8月1日 2:45 UPDATE】
ご指摘あり、一部表記を削除しました。配慮が足りず申し訳ございません。