本イベントは、同日開幕した西日本最大級のエンターテイメントコンテンツ見本市「京都国際マンガ・アニメフェア2020」の関連イベントとして、人気バーチャルライバーグループ「にじさんじ」との全面コラボで行われたトーク&ライブステージです。
前夜祭として大成功を収めた「もちのわーる男子旅」を引き継ぎ、2日目となる今回のステージでは葉加瀬冬雪さん、夜見れなさん、加賀美ハヤトさんら「SMC組」が登壇しました。特に、葉加瀬さんはこの日が初の3Dお披露目ということが予め告知されており、事前情報を見た多くのファンから注目を集めていました。
ステージの1曲目を飾ったのは、加賀美さん自身も大のファンというTVアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」のオープニングテーマ曲「OVERLAP」。新型コロナウイルスの感染予防対策として今回客席からは声援が送れなかったものの、振り上げた赤いペンライトで会場のテンションは、いきなりの最高潮となりました。
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続く夜見さんは、定番「プリパラ」楽曲から「ドリームパレード」を熱唱。可愛らしい歌声とダンスはもちろん、本人のこだわりから映像演出とのシンクロも抜群の一曲となっていました。
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そして、いよいよ3D姿が初お目見えとなる葉加瀬さんが登場。そのまま「夕景イエスタデイ(「メカクシティアクターズ」エンディングテーマ曲)を歌い上げると、紺一色の客席から割れんばかりの拍手が巻き起こります。
さらに、3人揃っての楽曲では「UNION(「SSSS.GRIDMAN」オープニングテーマ曲)」が立て続けに披露。パートの歌い分けによるシナジーも相まって、全員揃って3DでのライブステージというSMC組ファン待望の光景が、最高の選曲で実現していました。
続いてのコーナーでは、夜見さんが企画を担当したという「SMC組 京都小旅行すごろく」に挑戦。1から3のサイコロを振って出た目を進み、止まったマスのお題をクリアしていくというすごろく形式のゲームで、それぞれ京都にちなんだミニゲームや、3Dの身体を活かしたチャレンジが課されます。お題の中には、前日のステージに出演した「もちのわーる」の剣持刀也さん、叶さん、葛葉さんが考案したものもあり、数々の無茶振りに応えるSMC組を楽しめました。
終盤のマスには、SMC組の自分以外の2人へ宛てた感謝の手紙をガチで朗読する、というお題も。見事(?)に止まった加賀美さんからエモさ全開のメッセージが聞かれるなど、ファンにはたまらないひと時となっていました。
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そしてステージは再びライブへ。加賀美さんと夜見さんによるデュエットで「夜咄ディセイブ」が披露。ハイテンポな曲調とセリフパートが相まってクールな一曲となっていました。
続く葉加瀬さんと夜見さんの「ハッピーシンセサイザ」では2人の本領を遺憾なく発揮。無限に可愛いさがあふれるステージになったと思いきや、次の曲「PLATONIC GIRL」で雰囲気は一転し、加賀美さんと葉加瀬さんによるカッコいい掛け合いがバッチリとキマリました。
イベントもラストスパートとなり、3人曲では「君じゃなきゃダメみたい」を披露。歌のパート振り分けも、それぞれの声質の特徴に合わせた見事なものとなっていました。
そして満を持して披露された大トリの楽曲は、もちろん「シュガーソングとビターステップ」。ダンスが特徴的な楽曲だけに、3D映えは抜群。それぞれのワチャワチャとした動き具合が絶妙に楽しく、SMC組の集大成とも言える最高のライブステージとなっていました。
舞い散る紅葉と色とりどりのペンライトに包まれ、この日のイベントは幕を下ろしました。