
現在の中国のトレンド、アニメやゲームの色を反映した写真のクオリティーは中国で高く支持されています。表現力の高さを重視した厳選写真とインタビューをお届けします。
眩しい画像を一気見する(全25枚)
◆◆
――コスプレを始めたきっかけは?
修老虎:中学一年生の時からアニメを観るのが好きだったのと、初めて行った動漫展(※)でたくさんのコスプレイヤーを見たのが大きな影響です。突然、私も同じようにコスプレしたいと思ったんです。その時からかれこれ10年くらいコスプレを続けていますね。
普段はそこまで頻繁にコスプレ活動をしているわけじゃないです。イベントなどでは出しにくい昔のアニメキャラクターのコスプレをしたいと思っています。あとは『陰陽師』など中国ゲームや小説のコスプレもやりたいですね。
(※)※中国におけるアニメ・ゲーム・同人誌即売会などのイベントをさす。

――最近、好きなゲームとアニメは何ですか?
修老虎:ゲームはあまり遊ばないです。ずっと遊んでいるのは『陰陽師』と『決戦!平安京』くらいです。日本のアニメは以前よく観ていました。熱血物にしても学校物にしても、恋愛、ミステリー、様々なジャンルが面白くて学ぶことが多いです。この2年くらいは中国アニメを多く観るようになりました。
――『陰陽師』が好きなのは何故ですか?
修老虎:キャラクターが大好きだから!どの式神も可愛いいです。女の子も雪女や山兔など、とても可愛らしい外見と異なる性格があって、それぞれの故事も彼らの美しさを感じさせてくれます。

――モデルとしてご自身が得意な表現はなんですか?
修老虎:得意なのは笑顔だと思います。個人的にも元気でわんぱくなキャラクターが好きです。そんなキャラクターのコスプレをする時は彼女たちと同じように、見る人に喜びや幸せを与えられるように願っています。

――印象深いコスプレの思い出を教えてください。
修老虎:大勢の併せで臨んだ『君が望む永遠』のコスプレ撮影です。全国各地から作品のファンが集まって、一緒にコスプレ作品集を作りました。もちろん、毎回そこまで多くの人が集まれるわけではなく、時には1~2人だけで撮影もしました。これだけ大規模の撮影作品ができたのはとても嬉しかったです。
――ご自身が広く知られるきっかけになったコスプレは何ですか?
修老虎: 私はまだ自分がそれほど知られているとは思わないのですが(笑)。『剣網3』、初音ミク、『とらドラ!』などのコスプレは多くの方に支持してもらえました。

――撮影でカメラマンにはどんな要望を出しますか?
修老虎:カメラマンごとに作風がありますが、私は熟知したカメラマンに撮ってもらうことが多いです。
――コスプレを継続するモチベーションは何ですか?
修老虎:作品とキャラクターへの愛ですね。実はこの数年、疲れを感じていました。でもやっぱり自分は作品とキャラクターが好きで、コスプレを通して自分の解釈でキャラクターを演じたいのを再発見したんです。愛がなければ継続は難しいです。今後も継続して多くの良質なコスプレ作品を生み出したいと願っています。
――制服の写真も多く投稿していますね。これまで何回撮影しましたか?どんなシチュエーションの撮影がお好きですか?
修老虎:可愛い制服はたくさん種類があったから、もう数えていないです。自然な笑顔の写真が一番好きです。

――2020年はイベントに参加しましたか?
修老虎:今年参加したのはゲームショウの「ChinaJoy」だけです。会場は人が多かったですが、感染症対策でマスク着用は必須で、スタッフが見回って厳しくチェックしていました。
――これまで来日したことはありますか?
修老虎:日本には3回旅行で行ったことがあります。ただ、オタクイベントに参加したことがなく、日本でコスプレ撮影をしたことがないので、ずっと悔いが残っています。
――今後のコスプレ予定を教えてください。
修老虎:中国ゲーム、小説、漫画やアニメのコスプレをたくさんしたいですね。例えば、『The Legend of Luo Xiaohei』(君清篇)!ただ、来年夏には『とらドラ!』逢坂大河の水着をやりたい。あとは友達と約束した『犬夜叉』の犬夜叉とかごめの併せ、『らんま1/2』の早乙女乱馬と天道茜の併せ、『奇跡のてんとう虫』などのコスプレも計画しています。

画像提供:修老虎(Twitter:@taigaxiu、Instagram:taigaxiu、weibo:@修老虎)