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PCゲームを楽しむ際に内蔵のスピーカー音では物足りないと感じたことはありませんか?ゲーミングスピーカーを導入するとさまざまな音質が向上し、FPSで聞き取れなかった足音を判別できたり、巨大なボスとの戦いではより迫力や臨場感のあるゲームプレイが楽しめます。
しかし、販売しているメーカーも多く、違いがわからずに導入を足踏みされている方も多いかと思います。今回はゲーミングスピーカーの選び方のポイントを解説した上で、おすすめの商品を1紹介します。購入を検討している方はぜひご覧ください!
PC用ゲーミングスピーカーの特徴
ゲーミングスピーカーは普通のスピーカーと違い、アンプ(サウンドを増幅させる機器)が内蔵されています。そのためコードの数が少なく、スピーカーやPC周りをすっきりしたまま設置できます。
また先述の通り、音質がパソコンに内蔵されたスピーカーよりも向上します。そのため、より臨場感を持ってプレイに没頭したい方や繊細な音を聞き分けたい上級者プレーヤーの方などにおすすめです。
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ゲーミングスピーカーの選び方
chの数で選ぶ
chの数とはスピーカーの数を表しており、「2.0ch、2.1ch、5.1ch」のように表記されます。2.0chは2つのスピーカーが左右に設置されたオーソドックスなタイプ。2.1chは2つのメインスピーカーに加えて、重低音を出すサブウーファーがひとつ付いています。両者を比較すると、2.1chの方が銃撃音や爆発音など低音の迫力が強調されます。
このようにchの数が多いほど音質が豊かになり、「5.1ch」ともなれば映画館に近いような立体的なサウンドを表現できます。比例して値段も高くなり、PC回りのスペースも必要になります。ゲームのみに使われる場合は、2.1chぐらいで十分クオリティの高い音を楽しめます。
接続方式で選ぶ
ゲーミングスピーカーには、Bluetoothによる無線タイプとスピーカー端子やUSB端子に接続する有線タイプの2種類があります。基本的に有線の方が音質が維持され、遅延が発生しにくいというメリットがありますが、PC回りのコードを引く必要があります。そのため、FPSやMMORPGなど瞬間のリアクションが求められるゲームをプレイする場合、有線がおすすめです。
音量で選ぶ
音量はW(ワット)で表記されます。chごとにWが割り当てられており、その合計が最大限出せる音量となります。広い部屋と大画面ディスプレイでプレイする場合は、15Wもあれば大音量で迫力のある体感を得られます。しかし、PCゲームに限ってはそこまで大きな音量を求める方は少ないと思いますので、合計6W(2chならば3W+3W)もあれば大丈夫です。
電源タイプで選ぶ
ゲーミングスピーカーの電源タイプは、家庭用コンセントにつなぐ「ACタイプ」、PCのUSBポートにつなぐ「USBタイプ」、電池で動く「電池タイプ」の3種類が基本です。最も安定した長時間の稼働を実現してくれるのはACタイプですが、コンセントの近くにPCを設置する必要があります。電池タイプ・USBタイプは場所を選ばずに使用できますが、音の安定性は下がります。そのため、デスクトップで長時間プレイする方はACタイプ、スペースなどを気にされる方はUSBタイプ・電池タイプを選ぶとよいでしょう。
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ゲーミングスピーカーのおすすめメーカー
Logicool(ロジクール)
Logicoolはスイスに本社があるデジタル・デバイスメーカーです。PC周辺機器を幅広く生産しているため機能性が高く、他の機器との互換性に優れたスピーカーが多く見られます。ch数や接続方式も多彩で、価格に関してもコスパの良いモデルからハイスペックなモデルまで幅広いラインナップから選べるので、PCゲーム初心者・上級者問わずおすすめのメーカーです。
Razer(レイザー)
Razerはアメリカのカリフォルニア州のゲーミングデバイスメーカーです。Razerはゲーマーに顧客を絞ったような製品が多く、ユーザー視点にからゲームへの没入感、スコアや勝敗に影響するような音質を実現しています。個性的でかっこいいデザイン性も大きな特徴です。
JBL(ジェイビーエル)
JBLはアメリカの音響機器メーカーです。音響専門のメーカーゆえに迫力のある高音質なサウンドが特徴で、PCゲームだけでなく映画や音楽など、幅広い用途を視野に入れたスピーカーがラインナップされています。
Bose(ボーズ)
Boseもアメリカの音響機器メーカーです。独自の最先端技術を多数導入しており、ノイズキャンセリング機能を初めて開発したことでも有名な企業です。ゲーミングスピーカーにもその技術は取り入れられており、重低音の迫力を重視したサウンドが魅力。FPSなどの銃撃音、アクションゲームの打撃音に厚みのある重低音を求める方におすすめです。
ヤマハ
ヤマハは日本でおなじみの音響機器メーカーです。ヤマハと聞くとピアノなどの楽器を生産しているイメージが強いかと思いますが、ゲーミングスピーカーも多数提供しています。入念な音質評価とチューニングを繰り返しながら開発されているため、クリアなサウンドに長けた製品が特徴です。