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アメリカの調査会社Sensor Towerは3月4日、miHoYoが開発・運営する『原神』がApp StoreとGoogle Playの正式サービス開始から5ヶ月間で8億7300万ドル(日本円で約940億円、2021年3月4日のレート)を売り上げたとの調査結果を発表しました。この数字はモバイル版(中国本土のAndroid版除く)の売上のみで、PC版やコンソール版の数字は含まれていません。
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Sensor Towerの調査結果によれば、2020年9月28日(『原神』リリース日)から2021年2月28日までにおける、App StoreとGoogle Playの合計売上金額は日本円で約940億円を記録し、『伝説対決 -Arena of Valor-』(約1,290億円)、『PUBG MOBILE』(約1,183億円) に続き第3位でした。以下、第4位に『ポケモンGO』(約700億円)、第5位に海外で高い人気を誇るオンラインゲームプラットフォーム『ROBLOX』(約623億円)がランクインしていますが、RPGとしては『原神』はモバイルRPGとして世界で最も高い売上を稼ぐタイトルとなっています。
ちなみに両プラットフォームにおける売上の内訳は、App Store(iOS)が約550億円(5億2100万ドル)で約60%を、Google Play(Android)が約390億円(3億5200万ドル)で約40%という結果に。中国本土ではAndroid端末においてGoogle Playでアプリが提供されておらず、サードパーティーのアプリストアが多数存在するため、App Storeでの売り上げのみが集計対象です。
App Storeの国別売上比率は、1位の中国が29%となり、日本は続く2位で全収益の27%を占めています。また日本・中国のみならずアメリカでも全収益の18.5%にあたる174億円(1億6200万ドル)の売上を記録するなど、アジア圏に止まらず高い人気を得ているようです。
同作はリリース後から安定して毎月約161億円(1億5000万ドル)以上を売り上げて安定した成長を維持。PC版、コンソール版を含めた売上を合算するとリリース後5ヶ月間での売上はさらに高い数字になるものと思われます。