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ゲームビジネスに特化した市場分析を行うゲームエイジ総研は、Cygamesが手掛ける育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』(以下、ウマ娘)のプレイ経験者調査を実施し、その結果を公開しました。
今回の調査は2月22日~3月22日までのデータを使用(調時期は4月)。Weeklyアクティブユーザーの推移、ユーザー構成、プレイ時間、ゲーム占有率、流入元タイトル、最も魅力を感じたポイント、アニメの視聴有無と、計7項目で調査結果を紹介しています。
Weeklyアクティブユーザーの推移
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「Weeklyアクティブユーザーの推移」では配信初週で89.53万人。週を追うたびにユーザー数は増加し、最終週では206.01万人を記録しました。初週と比べ約2.3倍も数を増やしています。
ユーザー構成
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「ユーザー構成」では20代男性が最も多く、全体の約4割を占めています。配信初週の男女比が95:5だったのに対し、直近1週間では88:12と、女性の割合が増加。約1ヵ月で若年層のユーザー比率も高まっています。
プレイ時間・ゲーム占有率
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「プレイ時間」を見てみると、毎日1時間以上プレイしているのは64.7%、1日の平均プレイ時間が133分となりました。アプリゲーム全体の平均プレイ時間が87.1分なので、『ウマ娘』のプレイ時間は長いことが分かります。
また、「ゲーム占有率(スマホの全使用時間のうち、『ウマ娘』をプレイした割合)」では23.2%を占有。2位の『Fate/Grand Order』が10.1%なのを見るに、他のゲームアプリと比較しても非常に高いことが分かります。
流入元タイトル
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どのタイトルから『ウマ娘』にプレイするタイトルを変えたのか調べる「流入元タイトル」では、『NieR Re[in]carnation』が3.61万人で最も多い結果に。そこから『雀魂‐じゃんたま‐』の3.03万人、『ブルーアーカイブ』の2.98万人と続きます。
一方、同時にプレイしているアプリゲームの最新週ランキングは、1位が『Fate/Grand Order』で20.4%、2位が『パズル&ドラゴンズ』の14.3%、3位が『モンスターストライク』の13.8%と、いずれもビッグタイトルがランクインしました。
最も魅力を感じたポイント・アニメの視聴有無
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「最も魅力を感じたポイント」では、1位が「育成要素」で35.9%、2位が「キャラクターのビジュアル・ボイス」で25%、3位が「ストーリー」で16%を記録。細やかな育成が可能な点や、それぞれの馬の特徴を散りばめたデザインなどがユーザーを引き付けています。特に「キャラクターのビジュアル・ボイス」では、女性や若年層での魅力ポイントとして挙げられる傾向があったとのこと。
「アニメの視聴有無」においては、半数以上の55.1%が視聴経験ありという結果に。ゲーム要素のみならず、キャラクターやビジュアル・ボイスなども支持されていることが窺えます。
今回の調査結果を通してゲームエイジ総研は、『ウマ娘』がアクティブユーザーを増やしているのは、若年層や女性のユーザーを増やしていることを要因の1つに挙げています。
細やかに育成できる柔軟性はゲームとして評価が高く、そこにアニメとしても楽しめるキャラクターを登場させることで、若年層の引き付けに成功。また、『ウマ娘』の話題性により、流行りを先取りするためにプレイされているのも理由の1つとし、今回の調査結果をまとめました。