エレクトロニック・アーツが贈る基本プレイ無料バトルロイヤルFPS『Apex Legends』では、新シーズン「英雄の軌跡」に関する情報が続々発表されています。関係者向けのプレビューイベントも行われました。今回はその中で触れることができた新レジェンド、「ヴァルキリー」の詳細についてお伝えします。
有翼の復讐者「ヴァルキリー」の各種アビリティ
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パッシブ:VTOLジェット
空中でボタンを押すとジェットパックが起動。オプションメニューからホールドモードまたは切り替えモードの変更が可能。
戦術アビリティ:ミサイルスワーム
複数の小型ロケットを斉射して敵にダメージを与え、混乱に陥れる。
アルティメット:スカイワードダイブ
1回押すと発射準備に入る。チームメイトはヴァルキリーに近寄りアクションすることで、スカイワードダイブに加わることができる。もう一度押すと空中に飛び出し、スカイダイブが始まる。
リコン
調査ビーコンをスキャンし、次のリングの場所を特定する。
新レジェンド「ヴァルキリー」はトレイラーなどでも確認できる通り、飛行能力を持っています。ゲーム中ではパッシブアビリティ「VTOLジェット」として登場し、空中でジャンプボタンを押すと飛行モードへ変更。
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垂直、水平の2通りの飛び方が存在し、どちらも好きなタイミングで切り替えられます。ただこのモードには制限時間が設定されており、画面右にあるゲージが無くなると自動的に落下します。このゲージは時間経過で回復し、少しでも回復していれば飛行自体は可能です。とはいえ回復し始めるのが少し遅いので、考えなしに使ってしまうと、いざという時に使用できなくなる場合も出てくるのでご注意を。なお、ゲージを消費する移動を行っている間、銃による攻撃は行えません。
飛行形態への切り替え空中でジャンプボタンをもう1度押す、押し続ける方法の2つから選択できます。お好きな方を選んでもらって構わないのですが、PC版のプレイヤーでマウスホイールにジャンプボタンを割り当てている方はご注意を。大きく動かすと意図しないタイミングで飛行形態に切り替え割ってしまいます。ウォールジャンプなどのテクニックをマウスホイールで行っている場合、うまく行かない可能性があるので気を付けてください。
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戦術アビリティは小型のミサイルを複数発射する「ミサイルスワーム」。ボタンを押すと発射体制に入り、指定した地域一帯を攻撃できます。ミサイルには追尾効果などはありませんが、ヒットすると「アークスター」のような遅延効果とダメージが発生。戦闘中の敵部隊など、直ぐに動けない状態の敵へ差す分には有用です。ただ着弾地点は「バンガロール」や「ジブラルタル」のアルティメットアビリティのように光って表示されるので、そこまで不意打ち性能が高いわけではありません。また、ミサイルは発射して直ぐ相手に向かうのではなく、少し空中に打ち上げられてから相手に飛びます。天井が近かったり狭い空間での使用には適しておらず、基本的には屋外での戦闘で使用するアビリティになります。
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アルティメットアビリティの「スカイワードダイブ」は、言うなればその場にジャンプタワーを作れるアルティメットです。使用すると「ヴァルキリー」が発射準備に入り、右側のゲージが満タンになると上空に高く打ち上がります。一定の高さまで上がった後は、スカイダイブで降下。
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発射準備の状態では、味方も2名アルティメットに加わることができます。スカイダイブ中は基本的に「ヴァルキリー」に軌道を任せることになりますが、ドロップシップからの降下時同様、個別での飛行も行えます。
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ちなみにこの降下中ですが、一定の範囲内で画面に入った敵を緑色で強調表示できるようになります。これはドロップシップ時の降下中も同様で、相手との距離の他、チャンピオンかどうかも表示されます。
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「ブラッドハウンド」のように障害物を貫通して索敵できるわけではありませんが、少しでも画面に入れば表示させれるので、相手の位置が分からない状態で使えば、有利なポジションを取ると同時に索敵する使い方も考えられます。
この他に「ヴァルキリー」の特徴としては、調査ビーコンを使用可能です。次のリングの位置が分かっていればアルティメットアビリティをより効果的に使用する出来るので、見つけ次第スキャンしておくようにしましょう。
「ヴァルキリー」は戦闘から索敵、パーティの移動まで行える万能レジェンド。派手さが欠点?
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「ヴァルキリー」の性能をまとめると、攻撃から索敵まで、幅広い役割を担えるレジェンドと言えるでしょう。パッシブでは自分だけですが自由にポジションを取ることができ、敵から攻撃された場合には変則的な挙動で相手の攻撃を回避することも。ただゲージの関係から好き放題使えるわけではないので、飛行中の操作感も含め、ある程度は慣れが必要になりそうです。
戦術アビリティは牽制としては十分すぎる性能で、武器の射程と合っていれば、命中時に大きなダメージを出すチャンスも生まれます。ショットガンではなくアサルトライフルなど、長距離も狙える武器を持った方が、戦術アビリティをヒットさせた時のチャンスは生かしやすいでしょう。
アルティメットアビリティは索敵からポジションの確保まで、汎用性の高さが売りです。「レイス」のアルティメットと同じような感覚で使用することになるかもしれません。もちろん2人一緒にピックするのも使い方としては有用でしょう。
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それはパッシブアビリティについても同じで、空中に飛ぶ以上は敵の目につきやすく攻撃の的になりやすいデメリットがあります。「ホライゾン」の戦術アビリティのように動きながら銃で反撃できるわけではないので、飛んだ後、敵に攻撃されにくいよう動いたり、味方と連携する必要も出てくるでしょう。
「調査ビーコン」も使用できたり様々な場面で活躍してくれるレジェンドである点については間違いないので、ピック率は高くなりそうな予感。漁夫があまり来ないマップであれば、アルティメットも使いやすくなりそうです。逆に「キングスキャニオン」のような漁夫が来る可能性が高いマップでは、しっかり拠点に飛ぶことが重要になるでしょう。新モード、「アリーナ」での活躍にも期待です。
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新シーズン、「英雄の軌跡」は5月4日からスタート。マップの改編なども同時に行われるので、お見逃しなく。