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2019年に元プロレスラーのブッカー・T(本名Robert Booker Tio Huffman)が、『Call of Duty: Black Ops 4(コール オブ デューティ ブラックオプス 4)』登場するキャラクター“Prophet(プロフェット)”は自身をモデルにしたコミックキャラクター“G.I. Bro”から盗用したものだとしてActivisionを著作権侵害で訴えていましたが、先日行なわれた4日間の裁判でブッカー・Tの敗訴が決定しました。
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Activisionは同社が“G.I. Bro”の著作権を侵害したことや、それによって損害を与えたという証拠がブッカー・T側から提示されていないと主張。さらにオリジナルとされる“G.I. Bro”の画像に対しては「ザ・ロックの首から下をコピーしたものでオリジナルではない」と指摘しました。「せいぜい“顔の表情”や“態度”がユニークであると主張しているだけです。しかし表情や態度には著作権がありません」とも述べています。
Activisionの裁判代理人E. Leon Carter氏は「この結果に満足しています。Activisionは最高の誠実さを持ってゲームを制作しており、『Call of Duty: Black Ops 4』をはじめとするゲームの開発およびクリエイティブ・プロセスに携わったすべての人々を誇りに思います。ビジョンを実現するために協力してくれたWilliam Romeoのような素晴らしい才能の持ち主も含めてです。今日、陪審員はそのプロセスを認めてくれました」と語っています。