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Cygamesが手掛ける育成シミュレーション『ウマ娘 プリティーダービー』。本作で度々話題にあがる「メジロマックEーン」が、最新イベント「特別移籍」でも注目を集めています。
本イベントは、アニメで見覚えのあるトレーナーたちが、「短距離で活躍したウマ娘」や「頭の回転が速いウマ娘」など、様々な条件でウマ娘を募集。条件に沿った殿堂入りウマ娘を移籍することで、サポートPtやマニー、ピースなどの報酬を獲得できるというものです。
初日の募集条件は「中距離で活躍したウマ娘(中距離適性B以上、重賞勝利あり)」「スピードに優れたウマ娘(スピードD以上)」「スピードのあるウマ娘(スピードE以上)」の3つ。後ろの2つはかなり簡単であり、そこに「メジロマックEーン」を移籍するプレイヤーが続出しているのです。
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ここで「メジロマックEーン」について解説。マックイーンはデビュー戦終了後、12月後半までの「ファン数3000人達成」が育成目標となります。この際、多くは12月後半に行われる「ホープフルステークス」に出走させ、1回で目標達成を狙います。ほぼ勝てるレースですが、やはり勝負に絶対はなし。負けてファン数が届かず、そのまま育成終了に。
この結果できあがるのが、育成がままならずランク「E」となったマックイーン。これを名前とかけ、「メジロマックEーン」が生まれたわけです。言ってしまえば、育成モードにおけるトラウマであり、あるあるネタの1つ。
一種の悲劇ですが、これまで「ゲーミングお嬢様」でギャグ寄りのネタとして取り上げられたり、「ルームマッチ」でマックEーン限定レースが開催されたりと、笑えるネタ要素としても受け入れられていました。
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そして今回、マックEーンは「特別移籍」でも注目を集めたのですが、かなり賛否両論。もちろん、特別な目的がなければ「大量のマックEーンが移籍されてるw」や「数々のトレーナーの慢心により生まれたマックEーンに活躍の場が!」などの反応が普通です。否定的な声は、本イベントのため、意図的にマックEーンを量産しようとするプレイヤーに上がっているのです。
本来は事故によって生まれるマックEーンですが、狙って作ることも容易。本イベントのため、マックEーンを複数作るのもすぐ終わるでしょう。直近に開催されていた「幻想世界ウマネスト」では、限定ミッション「育成30回クリア」を素早く達成するため、マックEーンを量産するという攻略も見られました。あふれるマックEーンをそのまま移籍に使えるので、本イベントは絶好のタイミングとも言えます。
しかし、倫理的に見ると「トレーナーを信じて強いウマ娘を目指すマックイーンが、デビューまもなく夢を絶たれる」という悲しい展開に。これを考慮し、「マックEーンで金策はうわぁ...ってなる」や「ハルウララ金策はダメでマックEーンは良いらしい」などの反応が上がっているのです。
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もちろん、攻略法としては何も間違っておらず、使える機能を効率的に活用した方法です。しかし、決して心地良いものでないのも事実。もしも試す場合は、自分の気持ちと相談して行いましょう。
【※2021年7月13日12時30分追記】文中の誤字を修正しました。コメントでのご指摘、ありがとうございます。