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DMM GAMESより、本日7月14日にリリースされたPC/スマホ向けRPG『Re:ゼロから始める異世界生活 禁書と謎の精霊』。今回編集部は、先行プレイの機会を得ましたので、本稿ではそのファーストインプレッションについてお届けします。なお、PCブラウザでのプレイに基づいています。
ストーリーを気軽に、手軽に楽しめるのが嬉しい!
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本作の最大の注目ポイントは3種類のストーリー。禁書を巡る事件を追う「メインストーリー」、ガチャ等でゲットしたキャラクター(ユニット)との絆ランクによって進行する「キャラクターストーリー」、期間限定の「イベントストーリー」が用意されており、ゲームを立ち上げるとすぐに「メインストーリー」が始まります。
その緊張感に満ちたシーンから、一気に「リゼロ」の物語へ引き込まれます。時間を忘れて、主人公・スバルと共に禁書の謎にせまるべく突き進み、気がつけば第1章を終えてしまっていました。
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ストーリーは各話の区切りが短く設定されているため、ちょっとしたスキマ時間にブラウザを立ち上げて手軽にプレイできます。これはより多くのプレイヤーが本作を長く続けられるポイントだと筆者は感じました。原作やアニメで登場していない場所も旅することができ、「リゼロ」の世界観をさらに深く楽しむことができます。
オート派も、やりこみ派も設定次第で楽しめるバトル
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バトルはオートモードで最大4倍速のプレイが可能。手持ちのユニットが十分なレベルであればサクッと終了します。ストーリーや世界観を重点的に楽しみたいという原作ファンや、ゲーム自体に慣れていないプレイヤーにとっては、時間や作業的な負担が少ないままに楽しむことができそうです。
バトル画面は直感的にわかりやすく、右上には「全ユニットのオート設定のオンオフ」「バトル速度設定」「一時停止」のアイコンがあります。基本的に、通常攻撃はオートに設定されており、プレイヤーは時間経過とともに増えるMP(マナポイント)ゲージに合わせ、スキルや必殺技(スペシャル)を発動して戦います。
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各ユニットごとに、スキルオート設定のオンオフも可能です。例えば、回復系スペシャルを使用したくない場合は、該当するユニットのMPゲージ左にあるオート設定をオフにし、他のユニットの設定をオンにしておけば、回復系スペシャルだけを使わずにバトルを進行することができます。
PCブラウザではスキルやスペシャルのアイコン上にカーソルを移動させる、スマートフォンブラウザではアイコンを長押しすると、ポップアップでスキルやスペシャルの詳細が表示されます。すぐにユニットのスキルやスペシャルを覚える必要はなく、ゆっくりバトルに慣れていくことができます。
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逆に、バトル自体を0.5倍速や等倍で進行し、全ユニットのオート設定をオフにすることで、プレイヤー自身がじっくりスキルを吟味して戦うことも可能です。エネミーにもスキルやスペシャルがあるため、WAVE3で待ち構えているボスエネミーまで全ユニットのスペシャルを温存するなど、戦略的なプレイが楽しめます。
また、ユニットやエネミーはそれぞれ属性を持ち、組み合わせに有利不利が存在します。バトル開始時の画面でエネミーの属性をチェックし、編成を整えてから挑まねばならないなど、難易度が上がるにつれてバトルも歯ごたえのあるものになっていきそうです。ちなみにユニットが全滅した場合や、各WAVEの制限時間内にクリアできなかった場合は敗北となってしまいます。
ユニットとシーンの組み合わせで、専用パーティを作成
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ユニットの編成は10パーティ分まで保存可能。育成用パーティや高難易度パーティなど、一度設定しておけばバトル直前の画面でパーティをスムーズに使い分けることができます。
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なお、各ユニットはステータスをアップできるシーンを装備できるため、パーティ内のレベル差を埋めたり、攻撃力強化パーティを組んだりするなど、シーンの使い方でバトルを有利に進めることができそうです。
慣れないうちや、所有しているユニットを把握できていない場合などは、「おすすめ編成」を使って、手持ちのユニットとシーンで戦力重視、体力重視、攻撃力重視、防御力重視の4パターンのパーティを自動編成することができます。
総じて、ゲーム初心者やゲームが苦手なユーザーにも優しい作りになっていると言えるでしょう。
ストーリー以外の要素も充実
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キャラバン、アリーナ、ダンジョンといった、ストーリー以外の要素もあります。キャラバンは、パーティを遠征させ、一定時間が立つとユニット強化やアイテムを獲得できるというもの。プレイヤーは派遣するユニットを選ぶだけでOKです。
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アリーナは、他のプレイヤーとのバトルでランキング上位を目指すモード。ガチャを引くために必要な魔晶石やアリーナコインを獲得することができます。こちらもプレイヤーは直接バトルを操作することなく、ユニットの編成を決定するとフルオートでバトルが進行、勝敗が決まります。
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ダンジョンでは曜日別に、属性ごとのユニットの強化アイテムや経験値を獲得することができます。「ノーマル」「ハード」「ベリーハード」と難易度が分かれた本モードは、クリアするごとに難易度が上がり、報酬アイテムも変化していきます。前述のキャラバンやアリーナと異なり、こちらはプレイヤー自らスキルやスペシャルの発動が可能です。
アニメを観て「リゼロ」ファンであった筆者としては、なんといってもメインストーリーが魅力である本作。とはいえ、ストーリー内で各キャラクターや状況について触れられるため、原作やアニメの知識が皆無であっても十分に楽しめると思います。もちろん知っていれば、更に魅力を感じることができるはずです。本作で「リゼロ」に興味を抱いたプレイヤーは、是非原作もチェックしてみてくださいね。
『Re:ゼロから始める異世界生活 禁書と謎の精霊』は2021年7月14日にDMM GAMESよりリリースされています。