『ウマ娘 プリティーダービー』のスピンオフ漫画「ウマ娘 シンデレラグレイ」。そのおまけイラストとして登場した「世にも恐ろしい怪物オグリ(以下、怪物オグリ)」が、ファンメイドによって立体化されました。
制作したのはTwitterユーザー・Re:JINさん(@Re_JI_N_)。単行本4巻で怪物オグリを目撃した際、あまりの可愛さから「ぜひ手元に立体物として置きたい!」と思い、勢いそのままに制作したと言います。
同単行本では、右ページにレースを一着で制したオグリキャップの美しいアップ顔、左ページにちょこんと怪物オグリが掲載されている見開きとなっており、あまりのギャップにも心を打たれたのだとか。
怪物オグリは、シンデレラグレイ第33話掲載時、作画担当・久住太陽先生のTwitterで公開されたもの。デフォルメタッチのオグリキャップが「某大怪獣を思わせる着ぐるみ」に身を包んだ姿です。第40話掲載時には、これまた某大怪獣になったタマモクロスとの怪獣映画パロディが描かれ、大きな注目を集めました。
サイズは拳大で、手乗りで丁度いい感じに作りました。かわいい怪物です。#ウマ娘 #シンデレラグレイ pic.twitter.com/S5B4MhxGSQ
— Re:JIN (@Re_JI_N_) September 8, 2021
「世にも恐ろしい怪物」と言われながら、その見た目は「可愛い!」の一言。サイズは拳大で、手乗りもできるほどキュートです。この完成度にTwitter上でも、「これはめちゃくちゃ可愛いですね!欲しい…!」や「世にも恐ろしすぎて手元で保護したい!」などの反応が。たくさんの「いいね」も寄せられています。
四面図。体色はやはり「グレイ」以外にはないと思ったので、オグリの髪の濃い部分と同じにして、髪のメインカラーとあわせてまったくの単色にならないようにしてみました。#ウマ娘 #シンデレラグレイ pic.twitter.com/GvkCl0Tf6s
— Re:JIN (@Re_JI_N_) September 8, 2021
制作期間は7日程で、プラスチック板とパテを用いてのフルスクラッチ。制作方法自体に特別なことはないとしつつ、こだわったポイント(というか悩み)として彩色を挙げています。というのも、元イラストには色がないため、カラーリングを自身で考える必要があったのです。
あれこれ考えた結果、本作の代名詞でもある「グレイ」を選択。髪のメインカラーとあわせて、まったくの単色にならないよう塗装していると言います。塗装に至るまでの過程も紹介されていますので、ご確認ください。
前述したように、作品公開後は多数の反応が寄せられました。これに対して、Re:JINさんも「とにかく「可愛い」「欲しい」と言っていただけたのが嬉しいです!作った甲斐がありました」とコメント。今回の制作を経て「というか僕もぬいぐるみかソフビ人形とかの公式グッズがもっと欲しいです。どこかのメーカーさんが作ってくれないものでしょうか?」としています。