10月2日20時より、コーエーテクモゲームスの「東京ゲームショウ2021」公式生放送が行われました。生放送は2時間におよび、前半パートでは『信長の野望・新生』と『真・三國無双8 Empires』の新情報が発表されました。本稿では、そのうち『信長の野望・新生』の情報をお届けします。『真・三國無双8 Empires』の発売日や特典に関する発表は、別記事をご確認ください。
番組にはプロデューサーの小笠原賢一氏が出演し、まずは2021年内に予定されていた発売日が2022年初頭に変更されたと発表されました。
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2021年は、同社のシブサワ・コウ氏が初のゲーム作品『川中島の合戦』を世に送り出して40周年となる節目の年です。『信長の野望・新生』は企画段階からその近辺の発売となることが見込まれていたため、コロナ禍に見舞われつつも一層の気合いで開発が進められているそうです。
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同作の一番の特徴は、"AIで躍動する武将たち"。敵対する大名たちのAIを強化するだけでなく、『新生』では自分の家臣たちもAIで自律的に行動します。家臣には「一族を守る」、「功名を立てる」などそれぞれの行動の指針となる考え方があり、それに基づいて行動します。
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全体マップには約200の城が存在し、城は複数の"群"で構成されています。この群のひとつひとつを武将が領地として支配しており、「自律的に動く武将たちが自らの領地を持っている」という武将と土地の結びつきに重きが置かれています。群は全部で1,200ほど用意されているそうです。
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番組では、那古野城の領地が押切、熱田、味鋺 他、清州城の領地が中島、海東、海西 他など、それぞれ複数の群で構成されている様子が確認できました。
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今回の実機映像はマップ画面のみでしたが、これから2022年初頭の発売に向けて、1か月に一度くらいのペースで新情報や実機プレイ映像の発信を本格的に行っていくとのこと。次の新情報発表は、10月26日20時から配信予定の「シブサワ・コウ40th 記念番組 秋の陣」を予定しています。
シブサワ・コウ40周年記念作品『信長の野望・新生』は2022年初頭発売予定です。今回の発表では、対応プラットフォームは明らかにされませんでした。
Illustration:日田慶治
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※記事中の画像は配信をキャプチャーしたものです。