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12月2日、ニンテンドースイッチ向けソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』で更新データ(Ver.13.0.1)が配信されました。公式Twitterによると、不具合の対応などを除き、バランス調整にかかわる更新はこれが最後になるそうです。
それはつまり、“最弱キャラ”とすら呼ばれてきたキングクルールの扱いが最後まで変わらないということ…。キングクルールのファンにはつらい結果でしょうが、希望を捨てるのはまだ早いかもしれません。
不遇だとされてきたキングクルール
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キングクルールは、任天堂の『ドンキーコング』シリーズに登場する敵キャラクター。スーパーファミコンの『スーパードンキーコング』『スーパードンキーコング2』『スーパードンキーコング3』にラスボスとして登場し、多くのプレイヤーを苦しめました。
『スマブラ』シリーズは今作が初参戦となりますが、最初期だけ凶悪な性能を発揮。“対初心者”では圧倒的に使いやすかったため、強キャラだと思われていました。しかしその後、弱体化や「上級者同士では通用しない」といった欠点が露呈していきます。
ネット上ではキャラクターの強さをまとめた「ランク表」がよく出回っていますが、キングクルールは低い位置づけになるのがお決まり。一応、1つ前のアップデート(Ver.13.0.0)にて多少強化されましたが、あまり立ち位置は変わりませんでした。
そのため今回のアップデートでは上方修正が期待されていたのですが、結果はこの通り。プレイヤーたちの間では、「最後のキャラ調整!?ワニ結局Cランクのまま!?」「もうキングクルールは調整来ない…ってコト!?」と驚く声が上がっています。