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人気バトルロイヤルゲーム『Apex Legends』において、誰もが最初にぶつかる壁といえば、各武器のリコイル制御。とくに、「フラットライン」や「ディヴォーションLMG」、「ハボックライフル」などのような一癖ある反動パターンに苦戦する人が多いようです。
そこで今回は、そんな悩みを解決する手立てとなる「ジッターエイム」というテクニックを紹介。最近では海外プロも愛用しているようですが、一体どんな技術なのでしょうか?
なぜエイムがブレてしまうのか
まず、簡単にリコイル制御の仕組みについておさらいしましょう。『Apex』に登場する武器は、撃ち続けることで必ずブレが生じます。それをなるべく小さくするように抑えるのが、リコイル制御。基本的には高火力の武器ほど、反動が大きくなる傾向があります。
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リコイル制御をおろそかにすると、動き回る敵どころか、止まっている敵にすら弾を当てるのは困難。そのため、初心者の間は「射撃訓練場」などで、ひたすらリコイル制御の練習を行うのが定石と言えるでしょう。
しかし高倍率のスコープを装着すると、より制御が難しくなるもの。たとえば、「2~4倍可変式AOG」スコープを4倍にした状態の「ディヴォーションLMG」などは、上級者でもリコイル制御に苦労するのではないでしょうか。
海外プロも活用している「ジッターエイム」とは
そんなリコイル制御を簡単にしてくれるのが、今話題の「ジッターエイム」です。方法は2パターンあり、1つ目はADSした状態で「マウスを持つ手を小刻みに左右へ振動させて撃つ」方法。そしてもう1つは、「同じようにADSしつつ小さい円を描きながらエイムしていく」というものです。
実際に試してみれば、撃っている最中の“横反動”が大幅に軽減されることが分かるはず。後は上下のリコイル制御に気を払いつつ、敵をトラッキングするだけで、普段よりも簡単にダメージを出せるでしょう。
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また「ジッターエイム」を修得すると、高倍率のスコープを付けた武器が扱いやすくなるのも大きな利点。とくに「フラットライン」や「ディヴォーションLMG」、「ハボックライフル」などと相性が抜群のようです。
このテクニックは、NAの強豪プレイヤーであるSweet選手やEuriece(ユリース)選手たちも愛用している模様。また「ジッターエイム」が広まったことで、プロの間では「ターボチャージャー」を装備した「ディヴォーションLMG」や「ハボックライフル」が大暴れしているのだとか。
ただ、ご存じの通り『Apex Legends』ではシーズンによって武器などのバランス調整が入るもの。「フラットライン」については、新シーズン「デファイアンス」よりレプリケーターからのクラフト専用武器になるそうなので、それ以外の武器で活用することをオススメします。
なお、「ジッターエイム」はキーボード・マウスのプレイヤーのみが扱えるテクニック。リコイル制御に苦戦していた人は、ぜひ修得を目指してみてはいかがでしょうか。