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1月18日から配信が始まった『マスターデュエル』。配信直後からゲームで活躍中のモンスターカード「エルドリッチ」がTwitterでトレンドに入るなど、大きな話題を集めてます。
私も数年前まで遊戯王をしていたので、興味が湧いてプレイしてみた所、これが実に面白い! 久々に遊戯王熱が再燃し、毎日ログインしては全国のデュエリストと決闘する日々を送っています。
でもただのオンラインの遊戯王ゲームであれば、ここまでハマらなかったと思うんですよね。ですがこの『マスターデュエル』、元決闘者たちであれば絶対夢中になれる要素があるのです。
というわけで、今回は元遊戯王プレイヤーに『マスターデュエル』がおすすめな理由を紹介します。
◆動作が軽くてプレイしやすい
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まず1つ目のオススメの理由がこれ。自分はPC版でプレイしていますが、動作が非常に快適です。モンスターや魔法・罠カードの発動にラグはほとんどなく、チェーンを積むのもとてもスムーズ。自分でデッキを回している場合でも、テンポ良くどんどん効果を発動できます。
動作環境を確認すると、グラフィックボードの「必要動作環境」は内蔵グラフィックスの「Intel(R) HD Graphics 620」とのこと。つまりゲーミングPCでなくても、多少良いノートパソコンなら十分作動します。実際、自分はノーパソでやってましたが、ほとんどストレスは感じませんでした。
また効果発動やバトルフェイズでの操作も非常にわかりやすいので、いきなりデュエルを始めても問題なし。さらに手札のカードは色によって発動できるかですぐに判別できます。
◆カード枚数が多く、古いカードも揃っている
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マスターデュエルには合計10,000種以上のカードを収録。基本的に2020年までに出たカードは、収録しているそうです。
そのため、過去に遊戯王をしていた人ならばカードやテーマがまるで分からない、ということは絶対ないはず。「ブラックマジシャン」や「ブルーアイズ」といったカードテーマはもちろん、かつては世界選手権でも活躍した「剣闘獣」や「BF」「インフェルニティ」や、カワイイキャラクターが揃った「マドルチェ」「幻奏」などなど、どのテーマもしっかり収録しています。
それだけに、数年ぶりに遊戯王に復帰した人でも、過去に自分が組んでいたデッキを再現してみたり、友達の使っていたデッキを作ってみたりできるはず。
個人的には、過去に想像だけして組めなかったり、対戦したことのあるデッキを組んでみるのがおすすめです。懐かしさを感じられるでしょうし、気になる新規カードも入れやすいです。
◆カード検索が便利で、デッキ構築も楽
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デッキの構築は紙の遊戯王と大きく勝手が違いますが、便利な側面も多いです。
例えばカードの検索機能は非常に使いやすく、テーマ別にカードを表示できます。また属性やレベルなどを組み合わせれば、参照したいカードのみ出せます。今持っていないカードも、ポイントを使えばその場で生成もできます。
さらに引いたカードはデータとして残るので、検索をかければすぐに見つかリます。紙だと新しくデッキを組もうとした時、「あのカードどこに置いたっけなぁ~」と探すのに時間を取られたり、最悪見つからなかったりしますが、マスターデュエルだとその心配がありません。
しかも、手に入れたカードは複数のデッキで自由に使い回せます。そのため「サイクロン」や「灰流うらら」といった色んなデッキで積みたい汎用カードは、3枚あれば持っているデッキ全てに搭載できます。このおかげで、使用するデッキを変更する度に「死者蘇生」を入れ直したり、「新しいデッキで使うかも……」と思って何枚も「死者蘇生」をため込んだりしなくて良くなりました。マジで助かったわ……!