2021年2月に正式サービスが開始された『ウマ娘 プリティーダービー』は、TVアニメやコミカライズといったメディアミックスを経た後に、満を持して登場しました。
既にその名が広まっていた上に、ゲーム自体も非常に魅力的だったため、配信直後からSNSなどで大きな話題を呼びます。こうした盛り上がりがそのままプレイ人口の拡大に繋がり、ゲーム作品としても大ヒットを記録しました。
その後も話題の種は尽きず、2021年全般を通して『ウマ娘 プリティーダービー』は注目を集め続け、昨年を代表するゲーム作品のひとつとして語られるほどに。もちろんその勢いは、2022年に入っても陰りを見せません。
本作が持つ特徴は多々ありますが、やはり主役を務める「ウマ娘」たちの溢れんばかりの魅力を外して語ることができません。特に、育成パートで深く関わる「育成ウマ娘」たちは、プレイヤーと二人三脚で勝利を目指すため、思い入れもひとしおです。
どのウマ娘も可愛い存在ですが、その中でも特に推したい相手が誰にとってもいるはず。そこで今回は、「2022年に推したいウマ娘」というお題で募ったアンケートの結果を通して、気になる人気傾向の実態について迫りたいと思います。
総勢46人の「育成ウマ娘」を対象（アンケート開始時点で実装されていなかった「サクラチヨノオー」「メシロアルダン」「アドマイヤベガ」を除く）とし、回答者ひとりにつき最大3人まで選べるアンケートを実施したところ、492名にご参加いただき、1300もの投票をいただきました。ご協力、誠にありがとうございます。
対象数が非常に多いため、まずはランキングの後半に当たる第22位から第46位までを発表。中堅勢やベスト10の発表も順次行いますので、そちらも楽しみにお待ちください。
票数は少なくても、その想いの熱さは変わらない！ 下位の順位からランクアップ形式で発表
投票を行えば、数の上ではどうしても差がついてしまいます。ですが、1票に込められた想いの重さに違いはありません。票数こそ少なめですが、今回対象となった46人の育成ウマ娘全員に票が寄せられており、0票という結果は誰も迎えておりません。
残念ながら最も票が少なかったのは、「エルコンドルパサー」と「ヒシアケボノ」。いずれも3票を獲得し、全体から見た支持の割合は0.2％になりました。もちろん2人とも『ウマ娘 プリティーダービー』に欠かせませんし、存在感もたっぷり。“推しウマ娘”という点で惜しい結果となったに過ぎません。なお、第45位が同着なので、今回第46位はおりません。
続いては、第44位「メジロライアン」（4票）、第43位「カワカミプリンセス」（5票）が名を連ねます。「メジロライアン」は、インサイドにて昨年行った人気投票アンケートで34人中34位に甘んじましたが、今回は最下位からの脱出に成功しました。
ここから一気に順位が繰り上がり、第39位に4人が飛び込む形に。「ウイニングチケット」「エアグルーヴ」「タイキシャトル」「ヒシアマゾン」（各6票）と、個性も適性距離も異なるメンバーが人気の面で肩を並べます。
また、第37位も2人が同時に滑り込み、「トーセンジョーダン」と「フジキセキ」（各7票）が順位を分け合いました。そして、この両名をかわして単独で第36位に飛び込んだのは「ハルウララ」（9票）。この人気投票という名のレースでも、「あー、楽しかった！」と満面の笑みを浮かべていることでしょう。
さらに第34位も同着で、「サクラバクシンオー」と「ビワハヤヒデ」が共に12票を獲得。ここで獲得票数が2桁に上りますが、支持率はまだ1桁に乗らない0.9％。続く第33位の「グラスワンダー」（13票）で、ようやく全体の1％にこぎ着けました。ここまでの票数や順位の動きを見るだけでも、投票が広く分かれており、激戦だったことが窺えます。
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