コナミは、カードゲーム『遊戯王OCG』のリミットレギュレーション(2022年4月1日改訂予定)を公開しました。
公式大会などで“デッキに入れられるカードの枚数”について定めたルール「リミットレギュレーション」。これでキーカードが使用禁止・もしくは枚数制限を受け、環境トップにいたデッキが大幅に弱体化。使用率が一気に下がるなんてのはよくある話。全デュエリストが注目する内容の最新版がこちらです。
■新禁止カード(デッキに入れなれなくなるカード)
・捕食植物ヴェルテ・アナコンダ【制限→禁止】
・王宮の勅命【制限→禁止】■新制限カード(デッキに1枚まで入れられるカード)
・聖殿の水遣い【準制限→制限】
・アラメシアの儀【準制限→制限】
・フュージョン・デステニー【禁止→制限】■新準制限カード(デッキに2枚まで入れられるカード)
・鉄獣戦線 フラクトール【無制限→準制限】
・金満で謙虚な壺【無制限→準制限】
・烙印開幕【無制限→準制限】
・紅き血染めのエルドリクシル【無制限→準制限】
・オルフェゴール・ディヴェル【制限→準制限】
・発条空母ゼンマイティ【制限→準制限】
・調弦の魔術師【制限→準制限】
・深淵の暗殺者【制限→準制限】
・氷結界の龍 トリシューラ【制限→準制限】
・終わりの始まり【制限→準制限】
・サンダー・ボルト【制限→準制限】
・霞の谷の神風【制限→準制限】■制限解除カード
・オルターガイスト・マルチフェイカー【準制限→解除】
・希望の記憶【準制限→解除】
・ヒーローアライブ【準制限→解除】
・メタバース【準制限→解除】
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現禁止カード「超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ」の召喚用モンスターとして一躍話題を呼び、その後も融合・フュージョンを用いる様々なデッキで活用された「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が、ついに禁止カードへ。
さらに、魔法カード無効化という強力過ぎる1枚「王宮の勅命」も禁止に。過去に一度禁止を経験しており、エラッタによる弱体化を経て制限復帰したものの、再びの禁止となりました。
一方で「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」の禁止を受けてか、「フュージョン・デステニー」が制限復帰。「D-HERO デストロイフェニックスガイ」の大暴れで2022年1月に禁止カード指定されたものの、わずか3ヶ月で復帰となりました。
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このほか、勇者から「聖殿の水遣い」と「アラメシアの儀」がそろって制限に。環境上位デッキで活躍する「鉄獣戦線 フラクトール」「烙印開幕」「紅き血染めのエルドリクシル」、さらに汎用性の高い「金満で謙虚な壺」なども準制限となっています。
なお、「サンダー・ボルト」が準制限、「希望の記憶」「メタバース」が制限解除など、規制緩和を受けたカードも多め。今回のリミットレギュレーションを受け、環境はどのように変化していくのか。適用される4月1日以降が、今から気になるところです。
※なお、本リミットレギュレーションは『遊戯王OCG』のものであり、独自のリミットレギュレーションになるとされる『遊戯王 マスターデュエル』とは別物です。