【難易度★★★:掛け算】
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チラチーノの「トリプルアクセル」…50× コインを3回投げ、オモテの数×50ダメージ。
ヤジロンの「トリプルスピン」…20× コインを3回投げ、オモテの数×20ダメージ。
算数では、小学校2年生に習う範囲で九九を習います。つまり、小学校1年生の息子にとっては、この掛け算が鬼門に!
大人にとっては単純明快なカードゲームも、小1息子には素晴らしい頭の体操になります。「うーん」と唸りながらも負けたく無い一心で頑張る息子。よし、この調子で次いくぞー!
【難易度★★★★:足し算と掛け算の複合系】
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マルヤクデVMAXの「キョダイヒャッカ」…40ダメージ与える。このポケモンについている炎エネルギーの数×40ダメージ追加。
こくばバドレックスVMAXの「ダイガイスト」…10ダメージ与える。自分の場のポケモンについている超エネルギーの数×30ダメージ追加。
足し算と掛け算の複合系が、ついに登場!VMAXポケモンは強い&カッコ良いということで、デッキには積極的に入れたい息子。しかし、ダメージ計算がかなりキツイ。対戦相手にはもちろん、息子の処理能力にも大きなダメージを与えるポケモンたちです。
このあたりから、小学校4年生のお姉ちゃんが助け舟を出しはじめます。
【難易度:★★★★★バトル中にパニックに陥った組み合わせ】
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サダイジャ+ダブルターボエネルギー+基本エネルギーで「とぐろをまく」…次の自分の番このポケモンが使うワザの相手のバトルポケモンへのダメージは「+120」される。
「とぐろをまく」を使った次のターンに、ダメージ100のロケットずつきをしたらどうなるでしょうか。
(小1息子)「220ダメージね」
(小4娘)「ブッブー!」
この場合、ダブルターボエネルギーが曲者でした。このエネルギーを付けているポケモンのワザは「-20」されてしまいます。つまりこの場合、正解は200ダメージですね。
ついに100の位の計算になり、息子も必死です。負けるな息子よ!まだまだヤバい組み合わせはあるぞ…。
【難易度?????:バトル中に親にヘルプが来た組み合わせ】
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キテルグマ+なべメット+ダブルターボエネルギー+ストーン闘エネルギー+特性もふもふ
特性「もふもふ」…相手のポケモンから受けるワザのダメージが「-30」される
「ふりおろす」…60ダメージ与える。相手のバトルポケモンが進化ポケモンなら60ダメージ追加。
なべメット…相手のポケモンから受けるワザのダメージは「-30」される。
ダブルターボエネルギー…このエネルギーを付けているポケモンの技は「-20」される。
ストーン闘エネルギー…このエネルギーを付けている闘ポケモンが相手から受けるワザのダメージは「-20」される。
もう…カオスです。与えるダメージ計算もですが、受けるダメージ計算でもパニックに陥ってしまったようです。ついに、審判である夫が呼ばれました。
息子よ、十分頑張った。困ったときはいつでも、ママや父ちゃんを呼んでくれていいんだよ。
◆親子でハマる!楽しく計算できるポケモンカードゲーム
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組み合わせ次第では多種多様な攻め方、守り方ができるのがポケモンカードの楽しいところ。しかし、小学校1年生には少々難解な計算がしばしば発生します。それでも負けたくない一心で、難しい計算が必要なポケモンをデッキに入れちゃうんですよね。
宿題嫌いな息子でも、楽しみながら計算を学べる優秀なゲームが、ポケモンカードなのです。皆さんも童心にかえって、子どもと同じ目線でポケモンカードを楽しんでみましょう。
きっと、計算嫌いなお子さんも、前向きに頑張ってくれますよ!