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苦難の道なりを経て一躍天下へ!?『ポケモン』“ほのお御三家ポケモン”の歴史

御三家ポケモンの歴史を振り返り!今回は“ほのお”編です。

任天堂 Nintendo Switch

ポケットモンスター』シリーズにて、最初のパートナーとなる御三家ポケモンたち。振り返ってみると、その歴史は8世代にも渡り、今冬発売予定の『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)で9世代目となります。

そこで、改めて御三家ポケモンの歴史について振り返り。今回は「ほのおタイプ」に絞って紹介していきます。

“詰み”から始まったほのお御三家

ほのお御三家ポケモン」の歴史は、苦難の道から始まりました。というのも、『ポケットモンスター 赤・緑』では、最初のジムリーダーであるタケシが「いわタイプ」の使い手。タイプ相性的に「ほのおタイプ」が圧倒的不利で、勝利するには一工夫求められていた印象です。

捕まえたコラッタの「しっぽをふる」で相手のぼうぎょを下げたり、「ヒトカゲ」を「リザード」に進化させて、ゴリ押したりしたという人も多かったことでしょう。しかし、序盤の苦労はこれだけではありません。なぜなら、続くジムリーダーのカスミが繰り出すポケモンは「みずタイプ」。「ヒトカゲ」一匹で乗り越えるのは非常に困難なため、「トキワのもり」でピカチュウを仲間にしてから挑むのが攻略パターンの一つでした。

ポケットモンスター 金・銀』以降は、こうした序盤の詰みポイントも少なくなっていった印象。むしろ、ポケモンバトルにおいて第一線級の活躍を見せる「ほのお御三家ポケモン」が増えていきました。

たとえば、「ゴウカザル」は基本能力が高水準で覚える技も豊富。「バシャーモ」や「エースバーン」は隠れ特性が非常に優秀で、対戦環境を席巻していた時代があるほど。ストーリーでも対戦でも大活躍してくれるという点が、「ほのお御三家ポケモン」の大きな魅力ですね。

干支モチーフというウワサもあったが…

デザインの面で見てみると、男子心をくすぐる姿の多い「ほのお御三家ポケモン」。ドラゴンのような見た目の「リザードン」はもちろん、『西遊記』の孫悟空を彷彿とさせるスマートな「ゴウカザル」やプロレスラーモチーフのがっちりとした「ガオガエン」などに心を掴まれたという人も多いのではないでしょうか?

その一方で、ファンの間では「ほのお御三家ポケモン」のモチーフを巡って、とある説が囁かれているようです。それは、“干支がモチーフになっている説”。たしかに「ヒトカゲ」は辰、「ヒノアラシ」は子、「アチャモ」は酉…など、十二支に当てはまるポケモンは多いかもしれません。

ただ、「キツネポケモン」の「フォッコ」を戌としてカウントするという強引な解釈で成り立っている面もあるため、納得できないという人もいるようです。一応、キツネはイヌ科の動物ではありますが…。

さらに、『ポケモンSV』の「ほのお御三家ポケモン」である「ホゲータ」の登場により、干支説は破綻寸前に。なぜなら、「ホゲータ」の分類は「ほのおワニポケモン」。我々の知る干支の中に、ワニは存在していません。

しかし、アラビアでは辰の代わりにワニが干支に含まれているとのこと。無理矢理感は拭えませんが、説の破綻は免れたと言えるかも(?)。はたして、十二支全種が揃う日はやってくるのでしょうか?

出会った時は可愛らしく、育てていくとたくましい姿へと成長する「ほのお御三家ポケモン」。「ホゲータ」も例によってワイルドな姿へと進化するのか、あるいはキュート路線もあり得るかもしれませんね!


《サワディ大塚》
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