遂に発売されたフロム・ソフトウェアの最新作『ELDEN RING』。メディアやプレイヤーからの高い評価を受け、発売から18日で1200万本を売り上げるスマッシュヒットを記録しました。
そこで今回、『ソウル』シリーズで最も苦戦したボスは?と題してアンケートを実施。479票と、多くの票を頂きました。まずは苦労したボスTOP5をご紹介、最後にはどの作品に登場したボスに苦労したか、あわせてお伝えします。
また、アンケートの性質上、ネタバレは避けられないので、各作品、特に最新作『ELDEN RING』を未クリアの方は十分お気をつけください。
同率5位:ゴースの遺子 21票
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『Bloodborne』のDLC「The Old Hunters」に登場するボス。青白く不気味な身体と、内臓のようなピンク色の物体を叩きつけ、第二形態では羽化のように羽のようなものまで登場。強烈な連続攻撃と、本能的に嫌悪感を誘う奇声が耳障りなボスでした。
読者コメント
・胎盤を伸ばして遠距離攻撃してくるのが中々厄介だった… 二段階では巨体になり攻撃の威力が高く、奇声を上げて 暴れ牛の如く迫って来るのが凄く怖い。 トラウマになった
純粋に強いボスでした、出が早い攻撃からいやらしくディレイの効いた攻撃、落雷攻撃による焦りを誘や、第二形態になりさらに激しくなる攻撃、プレイヤーの地力を引き出してくれるこれぞBloodborneと言うボス!活路は前にありというBloodborneの全てを語ってくれる。最高に難しくて最高に楽しいボスでした。
・以降何と戦ってもあれ以上の敵に出会えないから
・DLCボスに相応しい体力攻撃力に加えて豊富なモーション、異常な登場シーンや武器と言った理由から選びました。
・そうです私がゴースの遺子倒せなさすぎてBloodborne9ヶ月放置おじさんです少なくともゴースの遺子だけに20時間はかけています本当にありがとう。
・今では楽しいボスだなと思いますが、当時は毎日数時間挑んでも勝てなくて、仕事しながらもどうすれば勝てるのかとずっと考えては試しといった感じでした。
・高耐久、読みにくい攻撃パターン、形態変化の三連コンボで心を折られ詰んだから。でも最後は何とか倒しました!
同率5位:「無名の王」21票
『ダークソウル3』に登場するボス。第一形態では飛竜に乗った姿で登場し、勝ちがイメージできないほどの壮大なバトルとなります。ようやく倒したと思ったら強力な雷攻撃を放つ本体と連戦になる点も苦労ポイントですね。また、ディレイ(少し遅れて)攻撃が放たれるため、プレイヤーにタイミングを掴ませず、なかなか慣れることのないボスと言えます。
読者コメント
・勝った瞬間、本当に勝ったのか実感できず、しばらく放心してました。
・第一形態と第二形態が用意されていて、かつ2パターン共に強いので慣れるのに時間がかかったからです。 特に第一形態は雷を纏った槍の叩きつけが強く、第二形態はディレイ攻撃と速攻の使い分けや離れた場所にも届く風と雷が強かったです。
・速いモーション、大ダメージかつ広範囲の落雷、絶え間ない攻撃で隙がなく。慣れるまで死に続け、初めて遊んだダクソということもあり強烈に印象に残っています。
・これまでのボス以上に殺され続けて、心折れそうになりながらあと一発で倒せるって所で読み負けして、マジで一生勝てないって思ってた時期があったから
・勝てなさすぎて3ヶ月放置した
・攻撃のディレイが絶妙 落雷のタイミングがプレイヤーと微妙に違うから混乱する
・50回くらいは死んだ。一度倒したと思ったのに、体力が全回復して第二形態になるという流れも絶望した。
・攻撃のディレイに慣れるのに何時間もかかった
3位:「怨嗟の鬼」23票
『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』に登場するボス。コヤツとの戦いはゲームクリアと関係なく、完全に任意。炎を操る鬼、「怨嗟の鬼」は、近距離でも遠距離でも気が抜けず、また「弾き」が効かない攻撃が多いことが特徴。これまで弾きを主軸に戦っていたプレイヤーは立ち回りの見直しが求められ、苦労したプレイヤーが多く見られました。
読者コメント
・終盤、クリア前の敵でこれまで積み重ねて磨いてきた戦い方が通用しないと強く感じた。 ・ラスボスより強かった。
・単純に体力が多い(作品で一番) 攻撃範囲が広い、一撃で死ぬ技もある sekiroなのに弾きが使えない(弾きに頼ってきた自分はめちゃくちゃ苦戦した
・デカい!強い!カッコイイ!から! そして倒すまで2週間かかった
・とにかく死ぬほど強かった
・すべての攻撃が高火力。図体がでかいためカメラワークが安定しない。近距離遠距離どちらも隙がなく面倒で何より体力ゲージが3本 倒せた時は思わず叫んでしまいました
・唯一折れたボス
・体力多い上に攻撃力が高いから 傘と泣き虫無しじゃ倒せないとすら思った
・弾き主体の本編と違って弾きとステップの切り替えを明確にしなきゃいけないのにゲージごとにかなり動きが変わってきて対処を覚えるのが大変だから
・強すぎて諦めました。
・作中ボスでは数少ない体力ゲージ3本持ち、おまけに図体がトップクラスにデカくて攻撃のリーチが長く火力も高い上、モーションを見てからの回避行動が難しい。SEKIROの裏ボスという位置付けなだけあって納得の強さ。
・そこまでの斬り合いの経験をぶち壊してくるところ
2位:「ミケラの刃、マレニア」50票
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最新作『ELDEN RING』から、「ミケラの刃、マレニア」がランクイン。本作のコレクターズエディションのスタチューにも採用され、本作の中でもアイコニックなキャラクターといえるでしょう。ミケラの刃、マレニアの強さは、なんと言っても回復。水鳥乱舞のような多段攻撃も多く、苦労して削ったHPがじわじわと回復されていく絶望感は筆舌に尽くしがたいです。
読者コメント
・回復持ちは従来でも登場していたが、大概予備動作が長かったり、隙を伴っていた。しかし彼女には必要なかったのだ。
・盾貫通回復、許さねえ……!!!
・リゲインは…あかんて…
・素早い動作に加えて攻撃で回復するのがひたすらに辛かった。
・必殺技が出てこないことを祈らないとほぼ勝てない為(通称お祈り)
・どこをどう考えても1番難しいから。
・ダークソウル系のアクションでSEKIROのボスと戦ってる様に感じるボス。通常の攻撃などは数回で避け方が分かる様になるが、大技は何十回も死んでやっと避け方が分かるという、まさに死にゲー。盾の上からでも攻撃が当たると回復していくという、安易な盾受け許さない、まさに最強。
・回避ミスが即死につながる大技を複数もっている上に回復持ち。スキも少なくソロプレイだと防戦一方になって削り殺される。
・攻撃力の高さ、モーションの強さ、攻撃に当たると回復される等あらゆる面においてとにかく強い。マレニアだけで合計死亡数290回、時間だと約10時間かかった。ステを生命力に振っていなかったとはいえ、遺灰や腐敗、出血、凍傷など今作の優遇されている要素をある程度使っても非常に強く感じた。ツヨスギー。
・回避困難な凶悪な攻撃を多数有し、更には全ての攻撃にHP吸収効果を持つ、過去作のボスを遥かに凌ぐ屈指の難敵。
・結局水鳥を見切れないまま倒してしまった。
・水鳥乱舞を避けるのが難しく盾で受けても回復してしまうところ。なんとかして倒した!と思ったら第二形態へ突入である。
・エルデンリングがソウル系ゲーム初プレーだった為、15時間の死闘を強いられたマレニアに当然の一票。
・リゲインでこっちが必死の思いで削ったHPを回復していく絶望、 更にこれ避けれるのか?と初見で思わせる乱舞、 やっとの思いで倒せたと思ったらムービーからのまさかの第二形態ありという更なる絶望 個人的には歴代一ですね。
・速い、火力高い、回復する、第二形態ある、つまり最強
・ガード貫通のリジェネによってゴリ押しをする難度が高いため、「うまく立ち回ること」を強要されるのが難しいポイント。選出した個人的な理由として、唯一日を跨いで攻略したボスである点もあります。
・水鳥乱舞が避けられないし、何より攻撃当たると回復されるのがきつ過ぎる。
・ソウルシリーズ、SEKIROすべて含めた経験値があっても一番時間がかかった。行動のすべてが殺意の集大成という感じだった。
・敵だけBloodborne、弾けないSEKIRO。全ての過去ボスたちを超越した最新最強のボスです。
1位:「葦名一心」59票
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栄え在る1位に輝いたのは、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のラスボスとして、葦名弦一郎の直後に登場する葦名一心。シンプルな強さだけでなく、弦一郎を含めると長期戦になり、かなりの集中力を要する点も苦労ポイントでした。強力なボスながら「良いボス」と評する声も多く、己のチカラのみで撃破する達成感は、フロム・ソフトウェアが手掛けた作品でも随一を誇ります。
読者コメント
・連戦からのゲージが3段階で集中力を保つのに苦労した 苦戦したが、SEKIROの全てである「迷えば敗れる」をラスボスとして身をもって教えてくれる展開のアツさが好き
・20時間やり込んで倒せた思い出深いボス、ほんとに強かった。
・前座の弦一郎も合わせて4ゲージあり、戦う時間が一番長い為、集中力も切れやすい。
・前座の弦ちゃんと合わせて4形態あり、動きもなかなか違ってくるので初死にゲーだった私はかなり苦戦しました
・純粋な強さ。小細工が全くない。
・とにかく倒せなかった 倒せな過ぎて一年寝かせてからもう一度初めからゲーム始めたら倒せた笑
・フロムゲーのラスボスは比較的弱い…そう考えていた時期が俺にもありました 実際ほかのボスと比べてHPバーが多いため長期戦になりやすく、ただでさえ厄介な攻撃が多いうえにHP段階により行動パターンが多様に変化するため、プレイヤーの集中力が試される、まさに「迷えば、敗れる」を体現しているボスでした …苦難モード、リベンジしなきゃなあ
・動きが早く近中遠全て対応されてる 多彩なムーブや攻撃タイミングが限られている
・レベル上げの概念がなく、ゴリ押しとかではなく、己の力のみでたたかうから!
・重い一撃や弾き切りにくい技など多彩な攻撃に苦戦
・葦名弦一郎に始まり三度の形態変化……それぞれが確立された強さにも関わらず、攻撃パターンの増える辛さ……そして絶妙なディレイに遠距離も油断できない万能性 とても楽しく20時間かけたおもひで
・兎に角強い。小学生が2秒で考えた「僕の最強のボス」って感じ。およそボスと呼ばれるものに乗せられるトッピングが全部乗ってる。強すぎて笑っちゃうし、そうして笑ってるうちに楽しさが芽生えてくる。フロムゲーの面白さを一身に体現した良ボスだと思う。
1位:「葦名一心」59票
2位:「ミケラの刃、マレニア」50票
3位:「怨嗟の鬼」23票
同率5位・「無名の王」21票
同率5位:「ゴースの遺子」21票
以上の結果となりました。『ELDEN RING』発売直後に実施したアンケートでしたが、数値的なレベルアップよりも、プレイヤースキル的なレベルアップが求められる『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』が強く印象に残っていますね。
次ページでは、頂いた票を作品別に分けました。どの作品のボスに一番票が集まったか、お見逃しなく!