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いよいよ目前に迫った『Apex Legends』の公式大会「Apex Legends Global Series: Split 2 Pro League」(ALGS)のプレイオフ。各国の予選を勝ち抜いた強豪チームがスウェーデンに集まり、世界一の座をかけた戦いを繰り広げていきます。
日本や韓国を含む「APAC North」地域のプレイヤーは馴染み深いですが、他リージョンに触れる機会はあまりないかもしれません。そこで今回は、注目するべき各国の強豪プレイヤーを3人紹介していきます!
世界一の司令塔・ImperialHal
「NA」地域における最高の司令塔と名高い、「TSM FTX」のImperialHal(インペリアルハル)選手。世界で最も有名なレイス使いとして知られ、2019年に行われた世界大会「Apex Legends PreSeason Invitational」では、チームを優勝へと導いています。
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選手としての特徴は、卓越した頭脳からつねに最適解の立ち回りを選び抜いていることでしょう。加えて、フィジカルもトップクラス。司令塔として味方に指示を出しながらプレイすると、相当な負担がかかりますが、ImperialHal選手はパフォーマンスを落とすことなく高い戦闘能力を発揮しています。
また、ImperialHal選手のプレイスタイルは各国のプロからも憧れの的になっている模様。たとえば、「Crazy Raccoon」所属のSelly選手も世界有数のレイス使いとして名を馳せていますが、そのロールモデルとなっているのは同選手だと明かしていました。
世界最強のエイム戦士・Genburten
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「REIGNITE」所属のGenburten(ジェンバーテン)選手といえば、世界最強のPAD使いとして知られる名プレイヤー。「R-99 SMG」や「C.A.R. SMG」を巧みに操り、対面した敵はたとえチーターだろうとワンマガジンで消し飛ばすほどのエイム力を誇っています。
しかも、Genburten選手はPADだけでなく、キーボード・マウスでも超一流。時折、生配信上でプレイすることがあるのですが、1マッチで4,000ダメージ超えは当たり前で、上級者でもなかなか難しいとされる20キルも容易くこなしていました。しかもプレイ環境も問わないようで、マウスパッドの代わりにティッシュを敷いて無双した逸話も語り継がれています。
さらに、Genburten選手はオーストラリア在住のため、常に高Pingというハンデを背負ったままプレイしているそう。世界大会はオフラインで行われるため、“完全体”の姿を拝めるかもしれません。