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人気ゲーム実況者のレトルトさんが、「220万人のチャンネルがBANされた経緯と原因について話します」という動画を投稿。SNS上を騒然とさせた、YouTubeチャンネルBANの理由を明かしています。
レトルトさんは、2008年12月よりニコニコ動画で活動をスタートしたゲーム実況者。2014年6月にYouTubeチャンネルを開設してからは、徐々に活動をそちらへ移行し、2022年5月時点でチャンネル登録者224万人を突破しています。
5月13日、突如YouTubeチャンネルがBANとなるも、翌14日に復旧。一時的とはいえ、国内トップクラスの人気ゲーム実況者がBANとなったこの騒動、レトルトさんによれば「半分誤BAN、半分まぁ…って感じ」だといいます。
◆220万人超えのチャンネルがBANされた理由とは?
結論から言うと、BANされた理由は「とある動画が審査に引っかかったから」です。動画というより、ゲームの内容が“海外の人的に”にまずかったらしく、「これは危ない」と判断されBANにつながったとのこと。
詳細の前に、レトルトさんは「YouTubeにおける3アウト制度」を説明します。危ない動画を投稿すると、YouTubeから「この動画はまずいですよ」という警告とともに、警告された動画が非公開になるそう。これを3回受けると、チャンネルがBANになるといいます。
レトルトさんも過去に1回受けており、それ以降はかなり気をつけていたとのこと。警告を意識して、2~3年前には約100本の動画を削除したことも明かしました。
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気をつけていたものの、再び受けてしまった警告、というかいきなりの3アウト。
レトルトさんによれば、今回引っかかった動画は、自身や一部の人から見ても「さすがに大丈夫だろう」という印象だったそう。一方で、審査の結果に「言いたいことは分かる」「1アウト受けてもおかしくない動画だった」ともしています。
ただし、「いきなり3アウトになるのはおかしい」と主張。結果的に再審査を申し入れ、無事に事態は解決。チャンネルも復旧する形となりました。
「半分誤BAN、半分まぁ…って感じ」としたのは、いきなり3アウトになったのが「半分誤BAN」、1アウトもありえた動画だったのが「半分まぁ…」という考えからであり、もっと気をつけるべきだったと反省しています。
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なお、危ない動画は最初に広告がはがされ、次に年齢制限が加わるそう(この次が“アウト”のライン)。今回引っかかった動画は、再審査を経て“問題ない動画”と判断されたらしく、広告もはがされていなければ、年齢制限もなし。今も動画欄に残っていると言います(※動画名は明かされませんでした)。
今回引っかかった動画ですが、グロテスクな要素については一切無関係とのこと。SNS上で寄せられた予想コメントなども「100%外れていた」らしく、レトルトさんからしても予想外だった模様。
「海外なのかな?海外の人的には、これは危ないと判断されたみたい」としており、日本人と外国人の価値観の違いが、今回のチャンネルBAN騒動を起こした一因であることを感じさせました。
5月16日時点で、レトルトさんのYouTubeチャンネルは問題なく活動中。16時00分には新作動画「こんなに美しいゲームは見たことありません『 ザゴーストペインター 』」も公開されています。