※本記事は、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』の一部ストーリーに触れます。ご注意ください。
◆自爆だけでなく、ギリのセリフや武装、技の数々も熱くなること間違いなし!
全国のゲームセンターで稼働中の2on2チーム対戦アクション『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト(クロブ)』6月9日(木)アップデートにて、新機体ビギナ・ギナII(木星決戦仕様)の参戦と既存20機体のバランス調整が実施されました
今、プレイヤーたちの間で、この新機体ビギナ・ギナIIのとある原作再現が話題となっています。
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本機は、漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』に登場するキャラクター、ギリ・ガデューカ・アスピスの機体。木星帝国のカリスト兄弟による“神の雷計画”を阻止する「鋼鉄の7人」作戦へ参加した際に、「まともなクァバーゼがなかった」ことから搭乗します。
『クロブ』では左腕に装備されたスネークハンドを用いたアクションや、『機動戦士クロスボーン・ガンダム』時に“死の旋風隊(デスゲイルズ)としてチームを組んでいた、”ローズマリー・ラズベリー駆るアラナ・アビジョ&バーンズ・ガーンズバック操るバーラ・トトゥガをアシスト武装として呼び出し、連携で戦うことは明かされていました。
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それだけでも原作ファンにはたまらないのですが、実装日当日に、バーストアタック“死を運ぶ風”に用意されたある原作再現が、プレイヤーたちの検証で判明したのです。
通常のバーストアタックは参戦PVでも見られる通り、アラナ・アビジョ&バーラ・トトゥガとの連携攻撃から、トドメにビギナ・ギナIIがスネークハンド先端のビーム・ソーで敵機を両断するという流れ。
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しかし、このバーストアタックのトドメの一撃の前に、特殊射撃コマンド(射撃ボタン+ジャンプボタン)を2回入力することで、ビギナ・ギナIIが四肢を切り離し敵機に特攻をかけるのです。
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ビギナ・ギナIIで特攻ということで、原作ファンの方はもうコロニーレーザー“シンヴァツ”に特攻をかけたあの名場面の再現だとお気づきでしょう。このギリの特攻によって、0.1度にも満たない角度ではあるもののコロニーが傾き、6億km先の地球へ命中することはなかったのでした。
この時のセリフも「ほえ面をかかせてやるぜぇ!」と叫び高笑いするので原作再現なのですが、対戦相手がカリスト兄弟ではないからか、最初の「貴様ら兄弟に……」の部分はカットされています。これは、いつかディキトゥスやコルニグスの参戦にも期待したいところ。
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他にもEXバースト時のセリフに「貴様らの邪魔を…してやるっ!」があったり、ショットランサーに5連装の小型核ミサイル・ランチャーがしっかり搭載されていたりと、細かいセリフや設定の再現にも余念がありません。
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◆熱い原作再現も、対戦で使いどころを間違うと僚機の顰蹙を買ってしまう……かも!?
そんな原作再現技でかなりの火力を誇り、使用してもEXバースト中の撃墜扱いにはならないものの、自チームのコストが2500も減少する多大なリスクを払う必要があるかどうかは考えたいところ。
実際にカジュアルマッチでほぼ勝ち確みたいな試合の時に試してみましたが、やっぱり他のこういった自爆・自傷武装を持つ機体のように、使いどころはめちゃくちゃ選ぶなと感じました。
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レバーニュートラルor左右の格闘攻撃からレバー後派生で出せるスネークハンド乱舞や、特殊格闘の格闘カウンターからの派生である連続攻撃でも充分なダメージが取れます。また、特攻せず普通にバーストアタックを組み込んでも、コンボダメージはかなり伸びるのです。
それらの選択肢で充分だった可能性が自分としても捨てきれず、最終的に試合には勝ったものの反省しましたね。
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以上、熱い原作再現が話題の『クロブ』新機体ビギナ・ギナII(木星決戦仕様)をご紹介しました。
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余談にはなりますが、『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブーストON(マキオン)』以前のクロスボーン・ガンダムX1フルクロスのバーストアタックで、このビギナ・ギナIIの特攻は見られました。
そんなビギナ・ギナIIを『クロブ』では自由に動かせます。スネークハンドの奇抜な見た目とは裏腹に中々扱いやすい機体ですので、家庭版『マキオン』を遊んでいる方も、これを機会にぜひ『クロブ』を遊んでみてくださいね!