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講談社は、漫画「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~(以下、シャンフロ)」の関連企画である「クソゲーコンペ」について、受賞作品を発表しました。
「シャンフロ」は、原作・硬梨菜先生による、小説投稿サイト「小説家になろう」の人気作品。フルダイブ型VRゲームが主流となった現代社会を舞台に、クソゲーをこよなく愛する主人公・陽務楽郎が、ひょんなことから総プレイヤー数3,000万人の神ゲー「シャングリラ・フロンティア」に挑むことに。
恐ろしいほどに作り込まれた「シャングリラ・フロンティア」の世界で、陽務楽郎はプレイヤーネーム「サンラク」として、理不尽なクソゲーで鍛えられた“常識外れのプレイヤースキル”を活かし、一癖も二癖もある仲間たちと前人未到の大冒険を繰り広げます。不二涼介先生によって漫画化もされており、週刊少年マガジンで好評連載中です。
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今回の「クソゲーコンペ」は、陽務楽郎が愛する“クソゲー”をテーマに、参加者自らが開発したクソゲーを募集するというもの。
クソゲーそのものを題材とする作品、クソゲー的キャラクターを題材とする作品、バランス調整のできていないクソゲーを題材とする作品等々、とにかく“クソゲーを題材にした色んなゲーム”を募集していました(※オリジナルでも、「シャンフロ」の要素を題材とした企画でも参加可能)。
その結果がついに発表。注目の受賞作品は下記3作です。
◆至高のクソゲー賞(賞金100万円):Z_LAEGA作『理想銃後』
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昔懐かしいドット絵を基調としたRPG。「シャンフロ」ファンにはおなじみのピザ留学こと『ラブ・クロック』に挑む。
◆100年早すぎたで賞(賞金50万円):Tetotel作『ONLY EAT TOMATOES』
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トマトと女の子をめぐるADV。バッドエンドを経験し、トゥルーエンドにたどり着くまでひたすらトマトを食しましょう。
◆シャンフロ賞(賞金50万円):CHARON株式会社・株式会社ヤナセゲームス作『神ゲーに挑むひと』
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原作序盤の負けイベントたる「夜襲のリュカオーン」戦。それに勝利するまでレベルを上げ挑み続けるアプリゲーム。
「シャンフロ」が題材の作品からは『理想銃後』『神ゲーに挑むひと』が、オリジナル作品からは『ONLY EAT TOMATOES』が受賞。特設サイトでは、審査員からのコメントを掲載しているほか、実際にダウンロードして遊ぶことも可能となっています。
原作ファンには堪らず、原作未読者にも「なんだこれ…!?」と思わせる作品たち。ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。