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CRESTのチューニング・検証事業を担う猿楽庁は、2021年~2022年のダウンロード版ゲーム購入動向調査を実施し、その結果の後編を発表しました。
家庭用ゲーム機またはPCにてダウンロード版ゲームを購入したことのある20代~60代の男女800名をモニターとした調査は5月に実施され、6月28日に発表された前編では購入価格帯1,000円以下は少数であることなどの分析がされていました。調査概要は以下通りです。
調査概要
調査目的:ダウンロード版ゲーム市場における購入にまつわるユーザー調査
調査対象:2021年5月~2022年4月に家庭用ゲーム機またはPCにてダウンロード版ゲームを購入した実績のある全国20代~60代の男女800人
調査方法:インターネット調査
調査時期:2022年5月20日~2022年5月23日
調査委託機関:楽天インサイト株式会社
有効回答者数:800人
回答者属性について
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前編と同じく、1カ月あたりの購入額に関して、3,000円以下をライト層、3,001円~10,000円をミドル層、10,001円以上をコア層と分類しています。
ダウンロード版ゲームの購入割合と購入理由
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購入割合ではライト層はばらつきますが、ミドル・コア層は「ほぼ全てパッケージ版」が非常に少数となっています。また選ぶ理由としては、どの層でも「ダウンロード版の方が安いから」が約50%と高くなっており、特にライト層においては他項目より目立って高い数字です。加えて、ミドル・コア層で「すぐにプレイしたいから」「ディスクは入れ替えが面倒だから」も数字が大きくなっており、コア層では「物理パッケージ版を保管するスペースがないから」と多く購入する層らしい回答も増えています。
ダウンロード版ゲームの購入経路
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全ての層で「ゲーム機からの購入」が多数を占めており、次点は「PCで公式ストアのweb経由」です。またコア層では「ECサイトやコンビニでの購入」が0%と極端な結果も見られ、これは購入頻度によって公式ストアでのウォレットチャージやクレジットカードの登録を行っているかどうかが変わるからではないかと分析されています。
アーリーアクセスの購入経験と購入理由
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アーリーアクセス(早期アクセス)版についてはコア層ほど購入経験の割合が高くなっています。理由としては「すぐにプレイできるから」が全ての層で60%以上となっており、「購入後すぐにプレイできる」というダウンロード版の利点はしっかりユーザーに刺さると分析されています。「購入特典がほしいから」という理由も高くなっていますが、こちらはコア層ほど高く、ライト層ではやや低い傾向が見られます。