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7月10日、プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」にて、新たに『大乱闘スマッシュブラザーズ』部門が設立されました。はやくもそのメンバーが大会で目覚ましい記録を残し、スマブラファンたちを熱狂させています。
アメリカ・ラスベガスの大会に参戦
プロトバナム選手は、元々『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』のルキナ使いとして名を馳せていたプレイヤー。「Evo 2019」などの海外大会で好成績を残しており、その実力は確かなものでしたが、有名チーム「CR」への加入によって一層注目を集めています。
そんな注目選手が、7月9日から11日にかけてアメリカのラスベガスで行われた大会「Double Down 2022」に出場。『スマブラSP』のプレイヤーとして、約1,500人の猛者を掻き分け、見事決勝戦へと駒を進めました。
そして決勝戦で立ちはだかったのが、MkLeo選手。メキシコの有名プレイヤーであり、いくつもの大規模大会で輝かしい優勝記録を持っていることから、界隈では“世界最強”として広く知られています。
まさしく頂上決戦というべき組み合わせですが、そこでMkLeo選手はロボットをピック。対するプロトバナム選手が選択したキャラクターは、ミェンミェンでした。ミェンミェンは圧倒的なリーチから生まれる復帰阻止の強さと、ドラゴン・ホットリング・メガボルトという3種類のアームを使い分ける対応力が強みのキャラクターです。
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トッププレイヤーたちの鬼気迫る勝負!
試合が始まると、一進一退の白熱した攻防が繰り広げられることに。とりわけ崖外にロボットを追い出し、強みの復帰阻止を押し付けたいミェンミェンと、空中戦を得意とするロボットとの崖際での読み合いは、まさに世界最高峰と言えるでしょう。
そして拮抗した試合で最後に勝利を掴んだのは、プロトバナム選手。“世界最強”を倒し、見事優勝を勝ち取りました。
ちなみにこの試合でミェンミェンのアームの1つであるメガボルトが大活躍したことが話題となり、Twitterでは「#メガボルトJAPAN」がトレンド入り。多くのスマブラプレイヤーが、固唾を飲んで試合を見守っていたことが分かります。
チーム所属2日目にして、いきなり最高の栄誉をもたらした大注目選手。これはまだ伝説の第一歩に過ぎないのかもしれません…。