
今後、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場することが予告されている新ウマ娘・タニノギムレット。ユニークな風貌と強烈なキャラクター性によって、早くも話題となっていますが、なぜ彼女は「眼帯キャラ」なのでしょうか。
眼光鋭い三白眼が特徴
タニノギムレットは、1999年5月4日生まれの競走馬。2002年にクラシック戦線を迎えた、いわゆる「02世代」であり、シンボリクリスエスなどの強豪を抑えて「日本ダービー」に勝利したことで知られています。
その一方、『ウマ娘』ファンにとってはウオッカの父という印象が強いかもしれません。当然ウマ娘化されるタニノギムレットの設定にも、そうしたキャリアや関係性が反映される予定。2022年秋に公開される新作ショートアニメシリーズ「うまゆる」でも、2人は共演を果たすようです。

ともあれ、そんな『ウマ娘』のタニノギムレットを見ていて気になるのは、やはりそのキャラクターデザインでしょう。長い前髪からチラリと覗いた右目に、スタイリッシュな眼帯を付けていました。
もちろんこのデザインも、モデル馬に元ネタがあると言われています。というのも競走馬としてのタニノギムレットは、右目と左目の形が大きく異なってるのが特徴。黒目がちな右目に対して、左目は三白眼とも言うべき見た目となっており、鋭い眼光を放っています。その個性をビジュアル化するために、「眼帯キャラ」になったのではないでしょうか。
ウマ娘と思わぬシンクロが…
なお、タニノギムレットは競走馬・種牡馬として現役を引退した後、北海道日高町にある引退馬牧場「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」で第二の馬生を送っています。同牧場のTwitterアカウントでは、やんちゃな性格であることが常々伝えられており、ファンたちの目を釘付けにしていました。
そんな人気者のタニノギムレットですが、最近牧場に見学に行った人からは「眼帯を付けていた」という報告が続出。そこまで大きな怪我ではないようですが、左目に眼帯を付けた状態となっており、ウマ娘とまさかのシンクロを果たしていました。
ネット上では「早く治ると良いね…」「おめめ大事にしてほしい」と心配する声が相次いでいる一方、「まさか本人?本馬?の眼帯姿が見れるとは思わなくてビックリ」と驚く人も。
もちろんたんなる偶然ではあるのですが、どこか運命のようなものを感じるタイミングの合い方。『ウマ娘』から知った人も、ぜひ競走馬のタニノギムレットを愛でてあげてくださいね。