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8月27日、28日に開催された『Apex Legends』の大規模イベント「RAGE Apex Legends 2022 Summer」。そこで人気プロチーム「RIDDLE456」の面々が魅せた驚異的なパフォーマンスに、大きな歓声が湧き起こっていました。
トッププロたちの戦いを制したのは…
「RIDDLE456」が参戦したのは、同イベントのDAY2「APEX PRO ALLSTAR」。ファン投票で選ばれたプロチームの選手たちが、全6試合のドリームマッチを繰り広げる企画です。
世界大会で結果を残してきた選手も数多く参戦するなか、最多となる2度のチャンピオンを獲得したのは、Yukio選手のチーム。プレデター9連続世界1桁維持の記録をもつ「SBI e-Sports」のCheeky選手、競技シーンの古豪・L1ng選手との即席チームで、その実力を発揮しました。
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IGLとして盤面をコントロールできるYukio選手とL1ng選手、そして圧倒的な火力を誇る“赤い悪魔”ことCheeky選手のシナジーにより、5・6試合目で2連続チャンピオンを獲得。また公式には発表されませんでしたが、有志の集計によるとポイント的に総合優勝にあたるようです。
最後の1戦で待ち受けてきた奇跡
他方で、「RIDDLE456」の“驚異の子”ことnaohiro21選手も、3試合目に見事チャンピオンを獲得。チームメンバーは、「DETONATOR」MiaK選手、「RadicalPopGaming」のKontyan選手という布陣でした。
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しかしなにより驚異的だったのは、6試合目での展開です。仲間がキルされ、1人になってしまったnaohiro21選手は、“ハイド”による生存戦略を選択。そして最後の2チームになるまで生き延びることに成功します。
最終的に3vs1の構図になると、naohiro21選手はもはや死期を悟ったかのようにエモートを披露。奇しくも、この時目の前に現れたのは、フルメンバーが揃ったYukio選手のチームでした。
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ほぼ勝利が確定したYukio選手は、そこで挨拶とばかりに“エモート返し”を行います。しかしその瞬間、naohiro21選手は豹変し、殺意をむき出しに…。
あえなく返り討ちとなったものの、イベントの最後に待ち受けていた珍展開に、会場からは大歓声。勝利者インタビューにて、Yukio選手が「naohiro21さん後で、僕の部屋に来てください」と言い放ち、見事なオチが付きました。