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8月21日、『ウマ娘 プリティーダービー』の公式生配信番組「ぱかライブTV Vol.20」で同作の舞台化が発表されました。上映は2023年1月を予定しているとのことで、俳優陣も発表され、ファンの間では早くもストーリーを予想する声が寄せられています。
この舞台では、ゲームで各ウマ娘を演じる声優が、そのまま同じキャラクターを演じるとのこと。既にメインキャストも発表されており、山根綺さん(ダイタクヘリオス役)、今泉りおなさん(ヤマニンゼファー役)、礒部花凜さん(ダイイチルビー役)、佐藤日向さん(ケイエスミラクル役)らが出演するそうです。
どんな内容となるのか、非常に楽しみな今回の舞台。ネット上では現段階で出ている情報から、その内容を考察するツワモノファンもいる様子。
考察のヒントとなったのは、登場するウマ娘たちのモデルとなった競走馬。ダイタクヘリオス、ヤマニンゼファー、ダイイチルビー、ケイエスミラクル…これらは全て1980年代末から1990年代初頭にかけて、主に短距離~マイル路線で活躍した馬なのです。そのため舞台版では、史実に沿うような形のストーリーが展開されるのではないか…と、ファンは予想しているようです。
舞台の主役はダイタクヘリオス!?
今回、舞台に登場することが発表された4人のウマ娘の中でも、ストーリーの中心になると目されているのがダイタクヘリオス。その理由は、モデル馬のあるエピソードに由来しています。
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友情、恋心、ライバル心…。競馬界には、競走馬たちが人間と同じような感情を馬同士で結んでいた、というエピソードが数多く存在します。その中でも競馬ファンの心に強く残っているのが「ダイタクヘリオスの恋」。
高松宮記念、マイルチャンピオンシップなど、多くのレースで一緒に走っていたダイタクヘリオスとダイイチルビー。ライバル関係でもありましたが、同じレースに出走した際にはダイタクヘリオスが好走することが多かったことから、「ダイタクヘリオス(牡馬)がダイイチルビー(牝馬)にいいところを見せたかったのではないか」という説が、競馬ファンの間で広まりました。
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ダイタクヘリオスが平凡な血統だったのに対し、ダイイチルビーがいわゆる良血馬だったことから「お嬢様に恋い焦がれる一般家庭の男」というストーリーが連想されたことも、噂の広まりに一役買っていたようです。競馬ファンに愛されて続けている競走馬擬人化マンガであるよしだみほ先生の「馬なり1ハロン劇場」でも「ヘリオス・ルビー 恋物語」としてネタの1つとなっていました。