コナミは、カードゲーム『遊戯王OCG』のリミットレギュレーション(2022年10月1日改訂予定)を公開しています。
公式大会などで“デッキに入れられるカードの枚数”について定めたルール「リミットレギュレーション」。これでキーカードが使用禁止・もしくは枚数制限を受け、環境トップにいたデッキが大幅に弱体化。使用率が一気に下がるなんてのはよくある話。全デュエリストが注目する内容の最新版がこちらです。
■新たに禁止になるカード(デッキに入れられなくなるカード)
・流離のグリフォンライダー【無制限⇒禁止】
・ユニオン・キャリアー【無制限⇒禁止】■新たに制限になるカード(デッキに1枚まで入れられるカード)
・鬼ガエル【無制限⇒制限】
・古衛兵アギド【無制限⇒制限】
・宿神像ケルドウ【無制限⇒制限】
・スプライト・ジェット【無制限⇒制限】
・朱光の宣告者【無制限⇒制限】
・八汰烏【禁止⇒制限】
・壱世壊=ペルレイノ【無制限⇒制限】
・スプライト・スターター【無制限⇒制限】
・ふわんだりぃずと謎の地図【準制限⇒制限】
・刻の封印【禁止⇒制限】■新たに準制限になるカード(デッキに2枚まで入れられるカード)
・ABC-ドラゴン・バスター【制限⇒準制限】
・虹彩の魔術師【制限⇒準制限】
・聖殿の水遣い【制限⇒準制限】
・ティアラメンツ・ハゥフニス【無制限⇒準制限】
・ディメンション・アトラクター【無制限⇒準制限】
・幻影騎士団ティアースケイル【制限⇒準制限】
・ライトニング・ストーム【無制限⇒準制限】■制限が解除されるカード
・A・ジェネクス・バードマン【準制限⇒解除】
・未界域のジャッカロープ【準制限⇒解除】
・SPYRAL RESORT【準制限⇒解除】
・閃刀機-ウィドウアンカー【準制限⇒解除】
・暴走魔法陣【準制限⇒解除】

勇者テーマの定番カード「アラメシアの儀」らとセットで様々なデッキに出張した「流離のグリフォンライダー」がついに禁止へ。
さらに、「破壊剣-ドラゴンバスターブレード」とのコンボで相手のEXデッキ召喚を封じたほか、実質的なサーチとしても活躍した「ユニオン・キャリアー」まで禁止となっています。
制限カードには「鬼ガエル」や「古衛兵アギド」「宿神像ケルドウ」などが追加。禁止カードでもそうでしたが、今回は無制限から一気に制限・禁止入りしているカードが多いです。

その一方で「刻の封印」「八汰烏」が制限復帰。いずれも相手のドローフェイズをスキップする効果持ちであり、実に16~18年ぶりの使用解禁となります。今回のリミットレギュレーションを受け、環境はどのように変化していくのか。適用される10月1日以降が、今から気になるところです。
※なお、本リミットレギュレーションは『遊戯王OCG』のものであり、独自のリミットレギュレーションである『遊戯王 マスターデュエル』とは別物です。