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9月15日~18日にかけて開催中の「東京ゲームショウ2022」にて、優れたコンピュータエンターテインメントソフトウェア作品を選考し表彰する「日本ゲーム大賞2022」の経済産業大臣賞、年間作品部門の各賞受賞作品が発表されました。
「日本ゲーム大賞2022」の年間作品部門では、2021年4月1日~2022年3月31日の間に日本国内でリリースされた作品を対象に、一般投票を募集後、選考委員会による審議を経て、受賞作品を選考しています。
※スマホ・PC作品で上記期間外に発売・配信されたのち、その年にムーブメントを起こした場合は対象に含まれます。
※グローバル賞のみ、2021年1月~12月末までの作品が対象となります。
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数々の作品の中から大賞に輝いたのは、フロム・ソフトウェアのオープンワールドアクションRPG『ELDEN RING(エルデンリング)』となりました。
そして経済産業大臣賞は、フロム・ソフトウェアのディレクター・宮崎英高氏が受賞。宮崎氏は『アーマードコア』シリーズをはじめ、『Demon's Souls』や『DARK SOULS』シリーズ、『Bloodborne』『Déraciné』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』『ELDEN RING』などに携わってきました。
◆「日本ゲーム大賞2022」経済産業大臣賞、年間作品部門の総合結果
■大賞
・ELDEN RING(エルデンリング)
年間を代表するにふさわしい最高の総合的評価を得た作品。
■優秀賞
・バイオハザード ヴィレッジ
・Sky 星を紡ぐ子どもたち
・Tales of ARISE(テイルズ オブ アライズ)
・LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶
・ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ
・Pokémon LEGENDS アルセウス
・Horizon Forbidden West(ホライゾン フォビドゥン ウエスト)
・ELDEN RING(エルデンリング)
・Ghostwire: Tokyo(ゴーストワイヤー トウキョウ)
・星のカービィ ディスカバリー
高い評価を得た作品。
■グローバル賞 日本作品部門
・ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
海外市場において、最も高い評価を得た日本企業の作品。
■グローバル賞 海外作品部門
・Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)
海外市場において、最も高い評価を得た海外企業の作品。
■ベストセールス賞
・ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール
対象期間中に日本国内で最多販売本数を記録した作品。
■ゲームデザイナーズ大賞
・Inscryption(インスクリプション)
「日本ゲーム大賞選考委員会」とは別にクリエイターによる審査会を設置。審査対象作品に対し、独創性・斬新性を選考基準に、各審査員が持ち点10点によって作品を評価し、ポイントの集計結果によって受賞作品を選出。最終的に「日本ゲーム大賞選考委員会」での承認を得て、受賞作品を決定するというもの。
ちなみに、次点で『7 Days to End with You』、3位は『NEEDY GIRL OVERDOSE』だったといいます。
■経済産業大臣賞
・宮崎英高氏(フロム・ソフトウェア)
ゲーム産業の発展に寄与された人物、団体に贈られる賞。
今年も数々の名作が登場した「日本ゲーム大賞2022」。このほかにも、9月17日には「アマチュア部門」、9月18日には「U18部門」「フューチャー部門」が実施予定です。