モデル馬とハロウィンドトウに繋がりが…?
ところで、メイショウドトウは『ウマ娘』では数少ないモデルとなった競走馬が存命のキャラクター。現在は北海道の新冠町にある繋養牧場ノーザンレイクファームにて、第二の馬生を送っています。
引退馬協会のYouTubeチャンネルやノーザンレイクファームのTwitterでは、未だに元気いっぱいのメイショウドトウの姿を、動画や写真で見ることができます。競馬ファンにはもちろん、『ウマ娘』ファンにも人気のようです。
中でも人気が高いのは、「1日最後のお楽しみ“おやつタイム”終了宣言に粘るドトウ」という動画。こちらの動画には、メイショウドトウが、8月にこの世を去ったタイキシャトルと並んでおやつをねだる姿が収められています。
厩務員さんに「おしまいですよ~」とおやつタイムが終わったことを告げられる2頭。タイキシャトルが早々に諦めて自分の馬房へ帰っていくのと対照的に、メイショウドトウはなかなか諦めません。二度三度と「おしまい」と告げられても、耳を後ろに下げて聞こえないふり。「不屈の心」でおやつを求め続けるのでした。
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“おやつタイム”に対して貪欲に執念を燃やし続けるドトウ。『ウマ娘』のメイショウドトウが数いる候補を押しのけて今回のハロウィン衣装を射止めたのは、この執念が元ネタになっているのではないか…と考えるファンも少なくありません。
ネット上では「ドトウ……ドットさん……ハロウィン……おやつ……そうか……そういうことだったのか……」「ドトウのハロウィン衣装実装されたのって、もしかしてノーザンレイクでおやつお終いに対して怒涛の粘りを見せたあの動画が原因では?」「実馬がおやつをひたすら要求するからホントハロウィンにピッタリなドトウ」といった声が見受けられました。
モデルとなった競走馬の小さなエピソードも見逃さず、貪欲にキャラクターに取り込んでいる『ウマ娘』。もしかすると、存命のモデル馬の最近の行動もネタになっている…のかもしれませんね。