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10月16日より、『ウマ娘 プリティーダービー』の新作ショートアニメ「うまゆる」が配信開始。そこでハッピーミークが意外なものを身につけていたことで、ファンたちをどよめかせることになりました。
レアなブルマ姿のハッピーミーク
気になる描写があったのは、第1話「嵐を呼ぶウマ娘(たち)」。ダイワスカーレットとウオッカの意地の張り合いが、他のウマ娘たちを巻き込み、大騒動に発展していく話です。
そこではレース場でトレーニングをしているウマ娘たちの中に、ハッピーミークの姿が。しかしいつも育成シナリオで見かける格好ではなく、上はジャージ、下はブルマという組み合わせになっていました。
実は『ウマ娘』の世界において、ブルマは重要な存在。体操服を着た際、そのウマ娘のモデル馬が牡馬なら短パン、牝馬ならブルマになる法則が存在しているのです。
ハッピーミークはモデル馬をもたない“オリジナルウマ娘”ですが、ブルマの法則からすると、牝馬サイドのウマ娘と解釈できるようになったと言えるでしょう。
しかしそこで話をややこしくしているのが、ハッピーミークが着用している「耳飾り」の存在です。
現実のウマから逆輸入?
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ウマ娘たちはそれぞれ耳飾りを付けていますが、これもまたモデル馬の性別と結びついているという説が有力。牡馬の場合は右耳に、牝馬の場合は左耳に耳飾りをつけているという不文律があります。
そこでハッピーミークは右耳に耳飾りを付けているため、もしモデル馬がいるなら牡馬だと言われていました。
ハッピーミークは牝馬なのか牡馬なのか…。「うまゆる」によって、ある種の矛盾が生じてしまったわけですが、謎を解くカギは“リアル競馬”にあるかもしれません。
というのも競馬界には、全く同じ名前の「ハッピーミーク」という競走馬が存在。馬名登録のタイミングが2022年2月だったことから、『ウマ娘』が元ネタとされており、存在しないはずのモデル馬が“後付け”で生まれたと話題を呼んでいました。
性別的にいうと、この競走馬・ハッピーミークは牝馬。あくまで憶測ではありますが、もしかすると競走馬に寄せるため、ウマ娘のハッピーミークも牝馬サイドになったのかも…。
1枚のブルマが生んだ、ウマ娘をめぐる考察。今後のハッピーミークにも、ますます注目が集まりそうです。