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誰でも楽しめる「スマホ格ゲー」の決定版になるか?ー『Project BEAT(仮題)』プレイレポ【ぜんため】

10月22日、23日の2日間、岐阜県にある各務原市民公園にて第5回「全国エンタメまつり(ぜんため)」が開催されました。

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誰でも楽しめる「スマホ格ゲー」の決定版になるか?ー『Project BEAT(仮題)』プレイレポ【ぜんため】
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  • 画面は開発中のものです
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10月22日、23日の2日間、岐阜県にある各務原市民公園にて第5回「全国エンタメまつり(ぜんため)」が開催されました。

ドリコムは、スマートフォン向けの対戦型格闘アクションゲーム「Project BEAT(仮題)」を出展。いち早く試遊ができたので、本稿ではそのプレイの様子をお伝えします。

◆操作性をあえてシンプルにして、駆け引きを楽しめるように

本作は、手軽に遊べるスマホゲームでありながら、読み合いや駆け引きを楽しめる本格的な格ゲー。「スマートフォンでの格ゲーの決定版」として開発されたゲームのようです。

操作性は非常にシンプルで、コマンド入力で出せる技は「基本技」「特殊技」ボタンに縦横4方向の移動入力を組み合わせた計10通り。基本技ボタンを連打することで簡単なコンボを出すことができます。移動は前後とジャンプ、しゃがみといった基本的な構成で、それ以外のコマンドは「投げ技」とゲージを溜めて使う「必殺技」しかありません。

しかし、スマートフォンだと複雑なコマンドの入力はしづらいため、シンプルなほうが良いと感じました。また、出せる技の種類が限られていることで、技を出すタイミングやガードの読み合いなど、相手との駆け引きに集中できます。

格ゲーの特有のコマンド入力の難しさから、格ゲーは挫折したという人もいるかもしれませんが、本作はそういった心配はいりません。

【コマンド表】攻撃は全部で10種類

◆“二等身キャラ”ならではの迫力と爽快感のあるバトル

ゲームのデザインは、90~00年代アーケードゲームをリスペクトしたピクセルアートで、懐かしくも新しい2Dを採用。キャラクターはデフォルメされた二頭身となっていますが、二頭身を採用した理由についてはスマホ向けゲームならではの理由があるようです。

ゲームプロデューサーの甲斐氏によると、スマホは画面の大きさが限られているため、デフォルメされていないキャラの全身をゲーム画面に入れようとするとキャラクター自体が小さくなってしまうデメリットがあるようです。つまり、キャラが小さくなるとエフェクトや動きも小さくなり、格ゲーには欠かせない迫力や爽快感が薄れてしまうのです。

たしかに試遊してみると、キャラクターが大きい(画面占有率が高い)ことで敵に攻撃が当たっているという手応えがあり、コンボをつなげたときの気持ちよさは強く感じられました。

キャラクターのデザイン

◆オンライン対戦も実装し、誰でも楽しめるゲームに

本作の試遊時に印象的だったのは、筆者のとなりで試遊していた小学生の子たちが友達とわいわいプレイしていたことでした。スマホゲームという手軽さと簡単に理解できる操作性に加えて、格ゲーの魅力である本格的な駆け引きが楽しめる本作は、幅広い層が楽しめるゲームになるのではないでしょうか。

試遊ではソロモードのみでしたが、本作には強さを競うランクマッチや友達と遊べるようなオンライン対戦要素も実装される予定です。ソロで楽しみたい人、オンラインで腕を競いたい人、友達とわいわいプレイしたい人、それぞれの遊び方が用意されるのも嬉しいポイントです。

《松田和真》
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