人気FPS『オーバーウォッチ2』のキャラクターの一人であるアッシュ。彼女の上手な扱い方について、元プロ選手のta1yoさんが熱いトークを展開。「夢」と「希望」がキーワードだという、その役割とは…。
◆魅惑の女ガンマン、アッシュ
アッシュは、ダメージロールのヒーロー。高い攻撃力で敵チームのヒーローをキルして戦況を有利に運ぶ、『オーバーウォッチ2』の花形ロールです。使用する武器は、スコープ付きのセミオートマチックライフル「ザ・ヴァイパー」。遠距離の敵を狙い撃つことも、中近距離で連射することもできる汎用性の高い武器となっています。
そんなアッシュの上手な扱い方について語った人気ストリーマーのta1yoさん。彼は日本人で唯一プロリーグ「Overwatch League」に参戦経験があり、日本の『オーバーウォッチ』界隈の第一人者と呼べる存在です。
最近では、Twitchで視聴者から送られてきたリプレイコードを元に試合を振り返りながらアドバイスを送る“コーチング活動”を熱心に行っているta1yoさん。彼がアッシュについて語ったのは、10月24日に行われたコーチング配信でのことでした。
◆「『夢』と『希望』を作るのが、アッシュの役目だから」
視点提供者のアッシュは、前線にガンガン出ていくプレイスタイル。ta1yoさんはそんなアッシュに「これ前出過ぎです！」「君凄い前出ますね！」と、突撃を諫めるようアドバイスを送ります。スコープ付きの長射程ライフルが持ち味の一つであるアッシュの強みを活かすためには、戦線を前に押し上げるよりエリアを広く展開するように使うことが重要とのことでした。
そして試合も進み、問題のシーンが…。敵の戦線に穴を開けようとするあまり、自分からマップ中の閉所に入り込んでしまった視点提供者。案の定というべきか、敵の猛攻の前に返り討ちにあってしまいます。
これに対して「ここ（閉所）では、夢も希望もないから。」「死ぬだけです、ここ。絶望の場所です」と、まるでマンガの強キャラのような台詞を送るta1yoさん。続けて「『夢』と『希望』を作るのが、アッシュの役目だから」と、名台詞感あふれる言葉を口にしていました。
コーチングの内容をまとめると、アッシュの役割は前に戦線を推し進めることよりも味方の後ろに構えて射線を作ること、味方の後ろに陣取ることでダメージを受けた味方が退避するスペースを作ること、そして万が一敵が飛び込んできたら確実に仕留めること。それが「夢」と「希望」を作る、という言葉の意味だと思われます。
タメになりつつ、独特の言語センスでクスッと笑わせてくれるta1yoさんのコーチング動画。『オーバーウォッチ2』のプレイヤーはもちろん、これからプレイしてみたいという人も、視聴してみてはいかがでしょうか。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください