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圧倒的な人気を誇る個人勢VTuberであり、スマートフォン向けアプリ『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』(ブルアカ)の大ファンでもある名取さなさん。得意技である“声真似”を駆使した実況によって、注目を浴びています。
◆『ブルアカ』と名取さなさんのマリアージュ
名取さんはこれまでに多種多様な声真似を行っており、そのレパートリーは初音ミクに「ひぐらしのなく頃に」竜宮レナ、「ホロライブ」宝鐘マリンさんなど、数えきれないほど。とくに『原神』に登場する七七の声真似に関しては、あまりに上手すぎるため、視聴者がどちらの声か判断できなくなるという珍騒動も起きていました。
そんな“声帯模写の鬼才”とシナジーを引き起こしているのが、魅惑のキャラクターたちが無数に登場する『ブルアカ』。配信上でストーリーを読み上げる際に、しばしば各キャラクターの特徴を踏まえた声真似実況を行っています。
たとえば10月27日の配信「【ブルーアーカイブ】スポーツの秋!ブルアカの秋!…ムホホの秋!【名取さな】」では、期間限定イベント「Get Set, Go! ~キヴォトス晄輪大祭~」の前半をプレイ。独特の声質をもつハナコやシズコ、イズミなどを再現してみせました。
さらに11月3日の配信「【ブルーアーカイブ】文化の日なのでイベントシナリオ読む」では、イベントの第5話以降を実況。その中でもとりわけ視聴者を驚かせたのが、イズナの声真似です。
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名取さんはしきりに「主殿」(あるじどの)と連呼する“主殿チューニング”を挟みつつ、明るい性格でハキハキとしたイズナの話し方を再現。その一方で、対照的に大人しめなツクヨやチセの声も同時進行で真似していくという高度なテクニックを披露しました。
疑似的にフルボイスのような雰囲気を醸し出す、名取さんの『ブルアカ』実況。ファンたちも「声真似うますぎないか?」「再現度がえぐすぎる」「もう本人だろこれ」と驚くほどのクオリティで、ストーリーを盛り上げています。
たんに声を寄せるだけでなく、各キャラクターの性格まで深く理解しているところもオタクの鑑。配信ではキャラクターやストーリーの解説を行ってくれることもあるので、その恩恵に授かってみてはいかがでしょうか。