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『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』では、モブトレーナーとのポケモンバトルが任意になりました。この仕様変更により、長年疑問視されてきた“カツアゲ問題”が急展開を迎えたようです。
◆カツアゲ行為が横行する『ポケモン』の世界
作中世界で行われるポケモンバトルでは、勝ち負けに応じて賞金が発生。敗者は数百円から、多いと数万円に上るファイトマネーを支払わなければなりません。ただ従来のシリーズでは目が合っただけでバトルを挑まれており、負けたらお小遣いを支払い続けるハメに…。そんな賞金システムは、一部界隈で“カツアゲ行為”と呼ばれていました。
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しかし今作からは、主人公の声掛けによりバトルが開始される仕組みに。ようやく被捕食者から捕食者に回ることが可能となったのです。
そのため長きに渡って溜めてきた鬱憤を晴らすかのごとく、モブトレーナーへ勝負を仕掛けまくる人も。SNS上では、「たんぱんこぞうカツアゲしてやったわ」「トレーナー狩り尽くした」と逆襲に燃える主人公たちが続出していました。
とはいえ、なかには「今作のポケモン、子どもからお金むしり取ってるみたいで心苦しい…」と悩む人も。全てのトレーナーが安心してポケモンバトルを行える日はやってくるのでしょうか?