※本記事は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

個性豊かな新ポケモンが続々と登場した、シリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(ポケモンSV)。なかでも“バッタポケモン”のエクスレッグが、意外な形で注目を集めているようです。
◆悪から生まれたバッタヒーロー
エクスレッグは、序盤から入手できるマメバッタの進化系。昆虫然とした姿から一転して二足歩行のフォルムへと成長し、「とびかかる」や「ローキック」といった技を駆使するようになります。
そして、本気になると背部に折りたたまれた後ろ脚を展開した「決戦モード」へと変形。チェンソーのような突起が目立つ“奥の手”を巧みに操った足技で、敵に襲いかかります。その姿はクールなデザインの「バッタ人間」と言えるでしょう。

そんなエクスレッグについて、巷では日本が誇る特撮ヒーロー「仮面ライダー」と重ね合わせる人も。たしかに「むし・あく」タイプという設定からして、「仮面ライダー」のバックボーンとピッタリ合致しています。
さらに穿った見方をすれば、「ポケモンずかん」の表紙もライダーキックを放っているような構図に見えるかも…。

奇遇にも今年10月には、1980年代のドラマをリブートした「仮面ライダーBLACK SUN」が配信されたばかり。黒を基調としたエクスレッグのボディカラーは、同シリーズと似通っているところもあるため、「エクスレッグ、何度見てもブラックサン」「エクスレッグにブラックサンってニックネーム付けたの俺だけじゃないと思う」と盛り上がる特撮ファンもいるようです。
ちなみに、「むし・あく」という複合タイプが登場するのはシリーズ初。弱点は多いですが、「仮面ライダー」のように不屈の精神で勝利を届けてくれることを期待しましょう。