先日、非対称型パーティーゲーム『グーニャモンスター』のメディアプレイ会が開催されました。「パーティーゲーム」というジャンルなだけあって、ほかのメディアさんたちとわちゃわちゃしながら白熱するバトルを繰り広げたので、今回はプレイ時のインプレッションをお届けします。
非対称型ゲームと聞いてたのでメディアプレイ会では、心理戦や駆け引きによるバチバチの真剣勝負が繰り広げられるのでは…と一抹の不安を抱えていたのですが、蓋を開けてみれば全くそんなことはありませんでした。
初対面の人たちとのプレイであっても、非常に和気あいあいと楽しめるのが本作の魅力にひとつだったのです(初対面の人たちとこれだけ楽しめるなら、家族や友人とプレイしたら絶対に楽しい…!)。
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◆家族や友達とワイワイ楽しめる「プライベートマッチ」をプレイ
今回プレイしたのは、招待した人たちだけで遊ぶことのできる「プライベートマッチ」。3人の「バスター」と1人の「モンスター」がランダムで決まり、複数回試合を行って先に懸賞金1億円を稼いだプレイヤーが勝利です。本ルールは過去作『グーニャファイター』と似ていますね。
バスターはレーザーやアロー、火炎放射器といった多彩な武器で、他のバスターと協力しながら戦います。ステージ上にスポーンするアンデッドを倒して手に入れる「ソウル」をゴールへ規定数運んで浄化すれば、バスター側の勝利です。モンスター側は相手を死ぬまでかじり続ける必殺の「捕食」と、モンスターごとに設定された強力な「スキル」によってバスターを倒していきます。制限時間が経過するか、バスターを全滅させることができれば勝利です。
モンスターが勝利すれば懸賞金3,000万円を獲得。敗北したバスター側は味方をたすけた回数やソウルを浄化した回数に応じてもらえる懸賞金額が決まります。バスター側が勝利した場合も、バスター側は貢献度に応じてもらえる懸賞金額が決まり、敗北したモンスター側が1,000万円のマイナスとなります。
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◆「バスター」は連携が重要!妨害や復活で味方を助ける
「プライベートマッチ」では、バスターは所持する武器がランダムに決まります。それぞれ特徴があり、レーザーは照射型で当てやすく、アローはチャージすると一発でアンデッドを倒すことができます。エイムに自身のある人はアローがオススメです。
バスターはソウルを集めるためにアンデッドを探して倒すことになるのですが、あまりに夢中になっていると気付けば近くにモンスターがいるなんてことも...。モンスターに捕食されると自力で抜け出すことができず、捕食中はだんだんとHPが削られていきます。抜け出すには味方がモンスターにキックを入れるなど、ひるませる必要があります。
HPがゼロになったバスターはゴーストになりますが、やることがなくなるわけではありません。ゴーストも移動やアタックが使えるので、ソウルを集めながら味方が捕食されるのを妨害していきます。ゴーストになって一定時間が経過すると、味方による復活が可能になります。3人全員のHPがなくなってしまうと全滅でバスター側の敗北となるため、ゴーストになった場合は味方に復活させてもらうことを最優先に考えなければいけません。
復活自体は味方同士近づけば簡単にできるので、モンスターから逃げながら復活、アンデッドを倒しながら復活といったテクニックも重要になりそうです。
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◆スキルを使いこなして勝利を目指す「モンスター」
モンスター側は、捕食とスキルを使ってバスターの全滅を目指します。メインの攻撃は「捕食」で、最初は当てることが少しだけ難しいと感じるかもしれません。ただ、使っていると慣れていきます。また、それぞれモンスターは個性的な「スキル」を持っており、レーザーを照射して攻撃したり、突進で敵を捕食したり、ボムを投げたりできます。スキルは非常に強力なので使うタイミングが重要です。うまくスキルがはまって、一気にバスターを倒すことができた試合もありました。
スキルは試合開始とともにチャージされていき、チャージが完了すると発動が可能です。効果が弱いスキルのチャージスピードは速く、効果が強いものはチャージスピードが遅いといった特徴があります。
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◆最初はモンスター側が有利かと思ったが...
ゲームをプレイをした当初は、強力なスキルを持ったモンスター側が強すぎるのは…と感じていましたが、数回プレイしてみて印象がガラッと変わりました。バスター側の操作に慣れてくると味方との連携が取れるようになるため、捕食されている味方を助けたり、復活しあったりすることで有利に試合を進められます。
モンスターを使っていて「ソウルを運ぶバスターを阻止するのか」「復活を阻止するのか」などと迷っているとあっという間にソウルが浄化されていたなんてこともありました。記事の冒頭にパーティーゲームとして楽しいとお伝えしましたが、少し慣れれば非対称型ゲームのような駆け引きも十分に楽しむことができます。
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グーニャならではのゆるい操作感には少し慣れが必要ですが、一度慣れてしまうとクセになってきてステージをピョンピョンと駆け回っていると思います。また、モンスター・バスターに関わらず、木の幹や石につまずいて転ぶなんてこともあるので、必死にバスターを追いかけているモンスターが転んでいるのも見ると思わず笑ってしまう場面もありました。
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笑い合えるパーティーゲームのような“楽しさ”がありつつも、非対称型ゲーム特有の駆け引きの“楽しさ”も味わえる本作。ローカルプレイにも対応しているので、年末年始に家族や友人と一緒に楽しむパーティーゲームとしてもよさそうです。
『グーニャモンスター』はSteam/PS5/ニンテンドースイッチで12月4日より発売中。クロスプラットフォームでのプレイにも対応しています。