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約10日間にわたって開催され、人気配信者たちが数々の見どころを生み出した通称「ストリーマーARK」。12月4日にはゲーム内で“とあるビッグイベント”が発生し、熱狂の渦を巻き起こしていました。
◆伝説の名馬たちが蘇る!?
「ストリーマーARK」は『ARK: Survival Evolved』の世界を舞台として、配信者たちがサバイバル生活を共にする企画。基本的に主役はロマンあふれる恐竜たちなのですが、そこで“馬”がメインのイベントが行われることに。「にじさんじ」のイブラヒムさんやローレン・イロアスさんが主催となり、まさかの競馬イベントが実現したのです。
その名もG1レース「平和ボケ記念杯」。出走するのはヌーブインパクトやエア釈迦ール、シブヤハルウララやラヒムマックイーンなど、伝説的な名馬と人気ストリーマーの名前をもじった精鋭たち。
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鞍上にはSHAKAさんやするがモンキーさん、「にじさんじ」の魔界ノりりむさんや「ぶいすぽっ!」の英リサさんといった面々が。さらに、実況として「CRカップ」などでお馴染みのフリーアナウンサー・平岩康佑さんが急遽参戦したことで、本物のG1レースさながらの舞台が整いました。
パドックやコース説明が終わると、いよいよ本番。どこかで聞き覚えのあるファンファーレとともに、「平和ボケ記念杯」がスタートします。
◆圧巻の走りを見せたのは…
第1コーナー、先頭をひた走るのは苦戦が予想されたシブヤハルウララと鞍上のLEON代表さん。5馬身差ほど開いて、するがモンキーさん操る漆黒馬体…ではないドイサンブラックが追走するというレース展開になりました。
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しかし、中盤からはドイサンブラックが本家さながらの脚で追い抜いて独走状態に。これには3番手争いをしていたラヒムマックイーンにまたがるSHAKAさんも、「ドイサンブラック速え…」と驚きを隠せません。
そしてレースは、最後まで脚色を衰えさせなかったドイサンブラックが10馬身差ゴール。2着にはシブヤハルウララ、続いてタシマジェネシスという着順になっています。
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なお「平和ボケ記念杯」でも着順予想が行われており、甘城なつき/Nachonekoさんとトナカイトさんが見事1着を的中。賞品として、『ARK』に欠かせない金属のインゴットが大量に送られるのでした。
こうしてレース自体は大盛況で幕を下ろしたものの、実況の平岩さんは夜間だったこともあり、「すいません、全然色見えなかったです。ごめんなさい」と反省。それもあってか、翌日に自身のTwitter上で完全版の動画を投稿しています。
現実世界の競馬さながらの熱狂ぶりだった「平和ボケ記念杯」。いつかふたたび名馬たちが揃う日を期待してしまいますね。