任天堂はニンテンドースイッチにおける「Joy-Con」「Nintendo Switch Proコントローラー」といった同社商品について、「不正な偽装品の販売を確認している」と注意を呼びかけています。
発表によると、一部で同社の商標などを使用し、あたかも純正品であるかのように偽った商品が存在しているとのこと。当然、任天堂ではそうした偽装品の動作確認・動作保証をしておらず、サポートも行っていません。また、コントローラーのソフトウェア更新ができないといった問題も発生します。

特に、ネット通販等で「並行輸入品」「システム更新できない」といった文言と共に販売されている場合、それらは偽装品である可能性が高いとのこと。
任天堂は本件に対して、「このような偽装品を入手しないよう、全国の家電量販店や任天堂商品取扱店など、信頼できる店舗で弊社純正品またはライセンス商品をお買い求めください」と、アナウンスしています。

しかし、ニンテンドースイッチの周辺機器、特に「Proコントローラー」は長期間に渡って品薄が続いています。特に今年は『モンスターハンターライズ:サンブレイク』や『スプラトゥーン3』といった、アクション要素の強い人気タイトルが発売されたこともあり、その需要はより強まりました。
そのため記事執筆現在、店頭で気軽に購入することは難しく、大手通販サイト「Amazon」では、人気の品薄商品に対して行われる「招待販売」が10月から継続して実施されているほどです。
それでも偽装品には、「動作保証が受けられない」という大きなリスクがあります。現状の対策としては、周辺機器の購入時に、しっかりと販売元やライセンスを確認するしかなさそうです。