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競走馬をこよなく愛していることで知られる「にじさんじ」の人気VTuber、ニュイ・ソシエールさんが、配信中に大興奮。『ウマ娘 プリティーダービー』にて、伝説の名馬・ディープインパクトの存在を匂わせる描写に触れてしまったのです。
◆2頭の“英雄”が交わる物語
ニュイさんを歓喜させたのは、12月12日に新育成ウマ娘として実装されたゼンノロブロイのシナリオでした。
ゼンノロブロイは、名前の由来でもあるスコットランドの義賊「ロブ・ロイ」のような英雄を志すウマ娘なのですが、そこでもう1つの英雄譚もリンクすることに。日本競馬史で「英雄」と呼ばれた、ディープインパクトの物語です。
ディープインパクトは、ゼンノロブロイの2期下にあたる2005年クラシック世代であり、クラシック3冠を無敗で制した伝説の名馬。ゼンノロブロイの育成ストーリーでは、名前こそはっきり出ていないものの、その存在が“次世代の英雄”として間接的に仄めかされています。
たとえばシニア級1月、トレーナーがテレビでレース特番を目にするエピソードが登場。そこで、まだデビューもしていないウマ娘の走りに「すごい衝撃」を受けたというコメンテーターの言葉が流れるのですが、このウマ娘こそが後の「次世代の英雄」なのでした。
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競馬史をよく知るニュイさんは、配信でこの場面に差し掛かった時にピンときたようです。「衝撃」=インパクト=ディープインパクトという連想が働いたようで、「すごい衝撃を受けちゃって…? ディープインパクト!?」「ディープインパクトワンチャンマジで実装ないかな!?」と大はしゃぎ。
やはりニュイさんにとっても、ディープインパクトの存在は特別な意味を持つようでした。
ちなみにこのシーンでは、年末の大一番「有馬記念」と同じBGMが使われており、荘厳な雰囲気となっています。このBGMもニュイさんの琴線に触れたようで、「ここまでの演出だよ?」「BGMもあそこまでやってるんだよ!?」「こんなん期待しちゃうよ!」と、ディープインパクト実装を期待する熱い想いを語っていました。
ニュイさんも驚くほどの演出があった、ディープインパクトの匂わせ描写。競馬ファンの願いが現実のものとなる日は来るのでしょうか?