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モンスターボールにそっくりな模様で、トレーナーを欺き続けているポケモン「タマゲタケ」。その紛らわしさにトレーナーたちが苦戦する一方、進化系であるモロバレルのネーミングが改めて注目を集めているようです。
◆判別不可能なタマゲタケと“モロバレ”なモロバレル
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』で初登場したタマゲタケは、当時から見分けにくい印象でした。アイテムだと思ってボタンを押したら、ボールが跳ね上がって戦闘に入る…という一連の流れは今や懐かしい光景ですね。
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シリーズ最新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』にもタマゲタケは登場するのですが、野生ポケモンが可視化されるようになった影響で、さらに見分けがつかなくなる事態に。マップ上に落ちているアイテムとほぼ同じ大きさなので、うっかりエンカウントしてしまった人も多いでしょう。
一方、逆に“見える化”によって割を食ってしまったと言えるのがモロバレル。タマゲタケと同様に判別しづらいポケモンだったのですが、『ポケモンSV』では目を引くサイズ感で出現するため、悠然とスルーすることが可能になったのです。
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そんな今作の仕様は、モロバレルの秀逸なネーミングを際立たせていると話題に。ネット上では、「本当にモロバレルは“もろバレる”だったな…」「タマゲタケの擬態っぷりとモロバレルのモロバレっぷりに一番感動した」と評する声が少なくありません。
初登場から12年が経った今、意外な形で脚光を浴びたかもしれないモロバレル。本人にとって嬉しい話なのかどうかは別として…。