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2022年も残り僅か。今年も魅力的なゲームが多数登場しました。多くのゲームに触れる“ゲームライター”は、どんなタイトルにハマったのか。
ここでは数多く挙がった意見の中から、5本のタイトルをピックアップしてお届けします。
◆とんこつ:『Pokémon LEGENDS アルセウス』
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【『ポケモンシリーズ』の原点と新たな楽しみ方を同時に示した傑作】
2022年1月発売の本作は、初代の発売から26年目にして『ポケットモンスター』シリーズの原点ともいえる捕獲のワクワク感と、過去作に無かった斬新なアクション体験を同時にもたらした傑作です。
背後からそっと忍び寄ったり、時には餌でおびき寄せたり。シームレスに行われる本作のポケモン捕獲は、プレイヤーをひとりの「むしとりしょうねん」の気分にさせてくれます。
特別なポケモン個体との緊迫感溢れるアクションバトルや、広大な世界をライドポケモンに乗って自由に駆け回る楽しさなど、既存の『ポケモン』の枠を大きく超えた本作は、間違いなく2022年のマストタイトルの1つに入るでしょう。
◆茶っプリン:『ELDEN RING』
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【ゲームオブザイヤーも受賞!世界が認めた“オープンワールド死にゲー”】
2022年のマストタイトルと聞かれれば、やはりアクションRPG『ELDEN RING』でしょう。
『DARK SOULS』『Bloodborne』『SEKIRO』などを手がけてきたフロム・ソフトウェアが、培ってきたノウハウを“オープンワールド”として表現した傑作。世界的なゲームの祭典「The Game Awards 2022」でも最高賞「ゲームオブザイヤー」を獲得した、世界中のゲームファンが認める大作です。
本作で特に印象的だったのは、オープンワールドならではの“何かを発見する楽しさ”。各地にボスやダンジョンが点在しており、序盤から到底勝てない敵に遭遇したり、この先に何が待っているのかドキドキしながら探索したりと、冒険のワクワク感をこれでもかと体験できました。
また、開発陣から「まだまだ『ELDEN RING』でやりたいことがある」とコメントされており、今後の展開(DLCなど)にも期待が高まるところ。
『ELDEN RING』の対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Steam。世界が認めた作品をぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。
◆高村響:『遊戯王 マスターデュエル』
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【遠くにいる友人とも『遊戯王 マスターデュエル』で懐かしのデュエル! 話しながらデュエルしてるとプレイミス超多発】
2022年1月にリリースされた『遊戯王 マスターデュエル』。『遊戯王 OCG』をデジタルカードゲームにしたとあって、本作は日本のみならず、世界中のデュエリストたちの魂を目覚めさせました。
本作のメリットのひとつは、「距離にとらわれることなくいつでもどこでも、デュエルが出来る」ということになるでしょう。離れた友人とも遊べるのは、再会のきっかけにもなります。
他愛ない雑談をしながら「あ、今話しててプレイミスした! 負けた!」というのも楽しいもの。がっつりデュエルをしなくても、懐かしの友人と繋がりを持つために遊んでほしい一作です。
◆ハル飯田:『ベヨネッタ3』
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【シリーズファンに贈られた、華麗で美しく紛れもない「3」】
シリーズ作品はナンバリングが進むごとに「前の方が良かった」なんて評価を受けるのが世の常ですが、魔女ベヨネッタが残虐かつ華麗に敵をなぎ倒していく本シリーズは作品を追うごとに新要素を追加しつつ、それでいて根幹にあるセクシーでスタイリッシュなプレイ体験を変らず提供してくれました。
本作『3』は独立したシナリオとして楽しめる物語でありながら「1」と「2」で積み上げてきたものを感じられる「2作品があったからこその名作」でした。やっぱりゲームを長く遊ぶって良いもんだ! 異世界を旅しながら色んなベヨネッタの姿が見られたのも贅沢で最高ですね。ちなみに、私は『2』のビジュアルが一番好みです。
◆井の上心臓:『Call of Duty: Modern Warfare 2』
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【FPSは面白いジャンルだと、初めて理解できたかもしれない】
2022年のマストと言うには発売時期が遅いかもしれませんが、物は試しと考え購入し見事にハマりました。今では、暇なときはなるべくログインして初心者なりに武器レベル上げに勤しんでいます。
ライオットシールドとショットガンを装備したプレイヤーや、マークスマンライフルやスナイパーライフルでワンショットキルしてくるプレイヤーに苦戦してはいますが、それらを自分で使ってみるとこれがまた面白い。
生まれて初めて心からFPSを楽しんでいるかもしれません。まだまだ発売されたばかりで人口も多いですし、無料の『DMZ』や『Warzone 2.0』も楽しいので気になった方はぜひ遊んでみてください。