
1月9日、「にじさんじ」ライバーがタクティカルFPS『VALORANT』のカスタムマッチで競い合う生配信企画「にじばろ紅白戦」が開催されました。数々の名プレイが生まれるなか、ましろ爻(めめ)さんの活躍ぶりに大きな注目が集まったようです。
◆『VALORANT』初心者のましろ爻さん
「にじばろ紅白戦」は、男女の2チームに分かれて戦うカジュアルイベント。今回は紅組に奈羅花さん、本間ひまわりさん、ラトナ・プティさん、西園チグサさん、椎名唯華さん。そして白組には、ましろ爻さん、叶さん、イブラヒムさん、三枝明那さん、渡会雲雀さんが集結しました。
各メンバーともランクに差はあれど、ほとんどが『VALORANT』の経験者。ただ、ましろ爻さんはプレイし始めてからまだ2週間ほどしか経っておらず、この日のために得意エージェントであるフェイドで定点の予習を済ませてきたそう。
ちなみに“定点”とは、アビリティをより有効に活用するためのテクニック。フェイドの場合は、索敵アビリティ「ホウント」を特定の位置へ投げ込むことで、サイト内にいる敵の位置を丸裸にできます。

とはいえ各マップに複数のポジションが存在するので、初心者が覚えて実践するのは難しいところ。しかし、ましろ爻さんは第1試合の「バインド」でプロ御用達の定点をいくつも披露し、索敵キャラとしての役割を全うします。

さらに、もう一つの索敵アビリティ「プラウラー」も十全に使いこなしていた、ましろ爻さん。上級者の叶さんも認めるところで、「いいね、ましろくん、ちゃんとスキル安全な場所で使ってて偉い」と感心していました。

◆撃ち合いのセンスが光る場面も
またスキル捌きだけでなく、フィジカル面での活躍も目立っていた印象。たとえば「アイスボックス」で行われた2試合目の第22ラウンドでは、紅組の巧みな守りで味方が倒されてしまい、1vs2の不利な状況に。
落とせば相手がマッチポイントを点灯させる重要な局面でしたが、ましろ爻さんは落ち着いて裏取りしてきた奈羅花さんに対処。最後は先輩ライバーである椎名唯華さんとの1vs1対決に臨みます。

そこで敵の位置を把握するべく、アドリブで「ホウント」を使用して特定に成功。すぐさま飛び出して撃ち抜き、見事にピンチを脱するのでした。

初心者とは思えない落ち着いた立ち回りに、見守っていたメンバーからは「マジで冷静!」「マジで上手いって!」と喝采の声が。本人も「オッケーイ!」「やったぁ!」と、達成感を滲ませます。
そんなクラッチプレイも相まって試合は延長戦にもつれ込み、最終的に白組が勝利を収める形に。マッチ終了後には、ましろ爻さんに向けて奈羅花さんから「本当に上手かった!」と賛辞が贈られていました。
始めて2週間ながら上級者顔負けのプレイを連発した、ましろ爻さん。まだまだ伸び代を感じる部分もあるだけに、今後の成長が楽しみですね!