シリーズ最新作『SILENT HILL f』や新作映画「Return to SILENT HILL」とともに発表されたリメイク版『SILENT HILL 2』ですが、IGNがプロデューサーの岡本基氏、コンセプトアーティストの伊藤暢達氏、コンポーザーの山岡明氏が本作について語るインタビュー映像を公開しました。
岡本氏は、ながらく『SILENT HILL』が休んでいる間、多くのインディーホラーゲームが登場し、その中には『SILENT HILL』の影響を受けたものも多くあったとし、その中で『SILENT HILL』を復活させるのであれば、ブランドとしてのアイデンティティを再定義する必要があったと語りました。それがなんであるかを考えたとき、「true psychological horror」であり、そのため、『SILENT HILL 2』をリメイクすることにしたとしています。
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伊藤氏は、オリジナルコンバットデザインについて、クリーチャーの動きや行動を変えてはいるものの、オリジナルデザインを踏襲しつつ改善をしていると語りました。それに関して岡本氏は、Bloober Teamのオリジナルへの愛が強いため、単純に新しい敵を追加するつもりはなく、その上で、戦闘を細かく変えており、変わっていないように見えてよくみると変わっているという点があちこちに散りばめられているとしています。音楽については、山岡氏は当時の思いを今に訳して反映していると語っています。
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今回のリメイク版『SILENT HILL 2』では、今までプレイヤーのイマジネーションで補っていた部分を、最新の技術とBloober Teamの努力によって雰囲気や空間が具現化され、歩いているからこその怖さを感じてもらえるとも。
「オリジナル版に忠実でありたい」と開発を手がけるBloober Teamが語っていたとおり、関係者にもその愛が伝わっていると感じられるメイク版『SILENT HILL 2』は、(Steam)/PS5向けにリリース予定です。